神崎蘭子から逃げていた
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24:名無しNIPPER
2017/11/16(木) 11:59:52.05 ID:sxZEr0ye0
言葉を口に出すのが怖かった。
 
覚悟を問われるのが嫌だった。
 
責任を負うのが面倒だった。
 
それでも、俺の直感を、蘭子の眩しいくらいの真っ直ぐさを、信じてみたくなった。

「ああ……蘭子を、トップアイドルにすることだ」
 
「……! 果てしなき天空への階段……それは、棘の道ぞ?」
   
「わかっている。だけど、俺だって蘭子が誰よりも輝けるって信じている」

だから、俺も頑張るよ。

一緒に階段を登っていこうじゃないか。
 
「その『瞳』に、曇りはないか?」
 
「ない」
 
「ククク……良かろう! 契約に従い、魂を共鳴させ、我らが歌声で大地を満たさん!」


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