【アズールレーン】青葉「人気投票Bグループ!私もいるぞー!」
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16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/11/18(土) 05:40:09.47 ID:gL1Rt8K90

――――それから16時間後。

青葉「お、終わった……疲れた……」

演習場で爆撃と砲撃に晒されるエイジャックスを救出してからの取材。
クリーブランドの応援準備を優先しているために、邪魔をしようもなら即座に砲撃してくるヘレナへの取材。
話を聞くだけなのに死にそうな目に何度もあいながら、人気投票Bグループのメンバー全員への取材を終えた青葉は、
自室に戻り、酸素コーラを呷りながら椅子にだらしなくもたれかかっていた。

青葉「Bグループ……メンバーが辛かった……でもまだCグループもDグループもあるのかぁ……」

指揮官に喜ばれたこと。そして艦隊の面々にも記事が好評だったことが取材への活力となっていた青葉だが、
取材をする事に会いに行くのが怖いと感じる相手が増えてきていることもまた事実であった。

青葉(赤城さんとかやっぱ怖いし……でも記事は書きたいし……でも毎回味方のはずの相手に命がけの取材もなー……)

記事を書きたいという記者の本能と、これ以上酷い目に会いたくないという生存本能がせめぎあい、さらに
だらしなく椅子にのめり込んでいく青葉。

青葉(記事書いて……赤城さん怖い……取材楽しい……ワレアオバ…………)

単調になっていく思考に合わせてまぶたも重くなり始め、このまましばらく眠ってしまおうかと、抗いがたい睡魔に
青葉の心が呑まれかけたその時、彼女の部屋の扉を叩く音が耳に入った。
始めは遠慮がちに、次第に大きくなっていくノックの音に、流石に反応せざるを得なくなった青葉は、ジャケットを
脱いでいることも忘れたまま、寝ぼけ眼で来訪者と面会する。



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