47:名無しNIPPER[saga]
2018/06/15(金) 00:31:53.68 ID:Daxg1p5Z0
芳佳「おい、坂本さん」
坂本の顔はなんかまずい物食べた顔だった
......いいや、出生初めて{恐れること}に味わったみたいな顔
芳佳「坂本さん」
坂本「な......なんだ」
芳佳「何を隠しているだろう、吐け」
車乗っているまま立派な屋敷入ってしまった
そして坂本さんはなぜその入り口に私を待っていた
坂本「すぐ分かる」
ある部屋の前に立ち止めた
そして、扉をノックした
−来たようじゃ、入りたまえ
女性の声だった、いいや、女の子だ
坂本「はッ、宮藤芳佳を連れてきました」
芳佳「坂本さん」
坂本「早く入れ」
私を裏切ったのか?
いいや、坂本さんはそんなことをする訳ないだろう
−お構わなく、部屋の外にいても構わない
坂本「......」
芳佳「わかった、入ります」
扉を押し開く
その中は広間だった
たたみの部屋だった
「お久しいぶりですじゃ、ローラインさん」
芳佳「!?」
「妾のこと覚えはないか」
芳佳「......貴女、まさか」
「貴女が扶桑から離れるあの日、妾は襲われたどころだったわ」
「そして、貴女に助かれた」
芳佳「......一応聞く、ここはどこ?」
「ここは扶桑一偉いの姫様の暮しどころだ、宮藤芳佳」
「私は貴女に、恩を返したい」
芳佳「......恩?」
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