的場梨沙「いついつまでも、ロリコンプロデューサー」
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1: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/11/19(日) 00:09:35.98 ID:+khqvKoDO
梨沙「もっちゃもっちゃ」

P「どうしたんだ梨沙。口いっぱいにガムを入れて」

梨沙「もっちゃもちゃちゃ」

P「なに言ってるのかわからない」

梨沙「………」←ちょっと待ちなさい、のハンドサイン

P「うん」

梨沙「………」モキュモキュ


梨沙「よし、これでしゃべれるわ」

P「ガムの処理が終わったみたいだ」

梨沙「噛むのに疲れた」

P「それはそうだろうね。あれだけの量を口に入れていたんだから」

梨沙「でもこれは必要なことなのよ」

P「必要? 何に」

梨沙「決まってるでしょ! パパとキスする準備よ」

P「何がどう決まってるのかわからないけど、そうなのか」

梨沙「もうすぐアタシの誕生日でしょ? 今年はちょうど日曜日だし、パパが一日デートしてくれるって約束してるの! 買い物して、映画を観て、いろんなところをまわって」

梨沙「そしてデートといえば、別れ際に愛のキスをするのが定番! 今からちゃーんとブレスケアをしておかないと」

P「でも梨沙とお父さんの場合、帰る家が同じだから『別れ際』は存在しないんじゃないか?」

梨沙「………」



梨沙「これは由々しき事態ね……!!」

P「今気づいたのか」

梨沙「どうしよう。じゃあその日だけアタシは晴の家か女子寮の誰かの部屋に泊まることにして……でもでも、そうすると誕生日の夜にパパと一緒に眠れなくなっちゃうし……」

P「はは、悩んでるなぁ」

梨沙「トーゼンでしょ! プロデューサーは恋人いないからわからないかもしれないけど」

P「グサッとくる一言だ」

梨沙「アタシがこの事務所に来てから今まで、ずっといないわよね。そういう人」

P「まあ、今はプロデューサーとしての仕事がたくさんあるからね。恋人うんぬんより、梨沙達のほうが大切っていうのもある」

梨沙「プロデューサー……」

梨沙「仕事を言い訳にしてると、いろいろタイミングを逃すってこの前読んだ雑誌に書いてあったわよ」

P「普段どんな雑誌を読んでるのか気になるな……」


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