久「あんたが三年生で良かった」京太郎「……お別れだな」
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946: ◆zSdeXZwVBY[saga]
2019/02/28(木) 20:04:55.27 ID:VS2TbUUf0



京太郎「はぁ、はぁ……な、なんとかなった」

良子「バッテリー式のドライヤーがあって助かりましたね……」

京太郎「頭の皿を乾かすのが本当に有効だとは……というかなんだって温泉旅館に」

良子「あまり人の手が入っていないリバーが近くにあります。迷い込んできたんでしょう」


良子「ともあれ、グッジョブです」

京太郎「はいはい、お疲れ様です……んじゃ」

良子「ウェイト、どこに行くつもりですか?」

京太郎「どこって、もう用事が済んだなら俺は帰らせてもらいますよ」

良子「むっ、部屋をとってあると言いませんでしたか」

京太郎「え、あれは俺を巻き込むための方便でしょ?」

良子「ノーウェイノーウェイ。完璧なイレギュラーです」

京太郎「いやいや、そんなこと言ったって前例があるから」

良子「たしかに以津真天の時は、協力してもらうつもりで声をかけましたね」

京太郎「ほらやっぱり」

良子「ですが、七人ミサキの一件はアクシデントです」

京太郎「え、じゃあ海の一件は?」

良子「あれもはじめはお礼のつもりで誘いましたよ」

京太郎「ならなんでバイトをやらせたんですかね」

良子「あそこの旅館からすっげー良くないオーラが漂っていましたからね」

京太郎「急遽情報収集のためにバイトさせたと?」

良子「イエス」

京太郎「つまり、最初の一件以来は偶然と」

良子「むしろ、君に会うたびに今回のようなケースが起きているような」

京太郎「……じゃあ、部屋のくだりは本当に?」

良子「だとしたら、どうします?」

京太郎「……」




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