ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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551:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/08(水) 15:30:22.18 ID:NqN4o8Tv0
 遠距離から宝具を射出していたアーチャーの手が止まった。 
  
 アーチャー「やれやれ…」 
  
 地面に刺さっていた自分の宝具を引き抜き、セイバーに近づき鍔迫り合いを演じる。 
  
 セイバー「な、何のつもり…」 
  
 セイバー(受けきれない…) 
  
 セイバー「うああっ!」 
  
 アーチャーは宝具を宝物庫に戻し、フラフラと体勢を崩したセイバーを見下す。 
  
 アーチャー「ほら見ろ、この程度ですら捌けぬではないか。最優のサーヴァントが聞いて呆れる」 
  
 セイバー「くっ…」 
  
 接近戦が得手ではないアーチャーに押し負け、見下ろされる。 
  
 これはセイバーにとって屈辱でしかなかった。 
  
  
 アーチャー「あまり我を幻滅させるな」 
  
  
 回復はしたが、セイバーの魔力は無限ではない。 
  
 風を放出するにも一定期間のインターバルが存在し、常には使えない。 
  
 そして何より強敵との連戦による疲労が体に刻み込まれている。 
  
  
 セイバー「…!」 
  
 セイバーは既に、限界に達していた。 
  
  
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