イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
1- 20
15: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 20:50:24.83 ID:8PMV4OlW0
音葉「……」

久美子「……」

ヘレン「どうしたのかしら、科捜研の女はスピードが取り柄でしょう?」

久美子「申し訳ありませんが、どちら様でしょうか」

ヘレン「ノープロブレム、信じなさい」

久美子「そう言われても」

音葉「名前を何故知ってるのでしょうか……」

ヘレン「職員の名前と顔を把握することは、円滑な捜査に必要なこと。当然よ」

久美子「凄い人なのかしら」

音葉「凄い雰囲気は漂っていましたが……」

高橋礼子「松山さん、梅木さん、私から説明を」

高橋礼子
清路警察署署長。警視庁のキャリアからドロップアウトしてきた、気品と豪傑を併せ持つ女性警察官。

久美子「署長!お疲れ様であります!」

礼子「彼女に協力してあげてちょうだい。いいかしら?」

久美子「署長のお言葉なら、もちろんです」

音葉「もちろんですが……彼女はどなたなのでしょうか」

礼子「紹介するわ、ヘレンよ」

久美子「警察関係者なのですか?」

礼子「ええ。テロと国際的な組織犯罪を専門とする調査官よ」

久美子「調査官殿とお呼びすれば?」

ヘレン「ヘレンと呼ぶといいわ。さぁ、案内なさい」

音葉「呼び捨ては少し……」

ヘレン「私はヘレンであり、つまりヘレンよ。気にせず呼びなさい」

音葉「お望みであれば……従いましょう」

久美子「なんだか、凄い人に巻き込まれたような」

音葉「そのようです……」

久美子「あの署長、一つだけ質問を」

礼子「言ってみなさい」

久美子「ありがとうございます。事件が起こった後に調査官殿がこの場にいるのは、何故でしょうか」

音葉「もしや……事前情報があったのでは」

ヘレン「答えるわ。彼女が日本に来ていたことは把握していなかった」

久美子「なら、何を知ってたのですか?」

礼子「話は後で。いいわね」

久美子「はいっ」

音葉「承知しました……」

礼子「ヘレン、そっちは任せるわ」

ヘレン「任せなさい、このヘレンの名にかけて必ず解決するわ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
122Res/162.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice