イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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21: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 21:00:24.65 ID:8PMV4OlW0


清路警察署・刑事一課和久井班室

大和亜季「警部補殿、質問をしてもよろしいでありますか」

大和亜季
刑事一課和久井班所属。階級は巡査部長。大事件を前に士気は高まるが、おあずけ状態。

留美「私達が主役を張ることはないわよ」

亜季「やはり、そうでありますか」

新田美波「でも、お仕事は来ますよね?」

新田美波
刑事一課枠班所属。階級は巡査。生真面目で集中が持続する性格は海洋学者の父譲りだとか。

留美「心構えはしていて。何が起こるかはわからないから」

亜季「了解であります」

美波「対策室の様子はモニターに映ってますので、見ていてくださいね」

留美「見てはいるわ、安心して」

亜季「先ほど資料を頂いたであります。どうぞ」

留美「犯行グループについて、ね」

亜季「どこの誰かが情報を提供したかわかりませんが、犯行グループは特定できているようであります」

留美「署内とは限らないでしょう。警察組織の誰か」

美波「えっと、主犯の名前は」

留美「サンタクロース。館内放送や動画でも名乗っていたわ」

亜季「自称イヴ・サンタクロース。年齢不詳、出身はおそらくグリーンランド、母国語の他に英語、韓国語、アラビア語とそれに」

美波「日本語が話せるみたいですね」

留美「テロリストも語学力が必要な時代なのね」

亜季「フムン、トナカイになぞらえた部下が9人いるでありますか」

美波「ドンダー、キューピッド、コメット、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、ルドルフ」

留美「それとブリッツェン。彼、彼女かもしれないけど」

亜季「ドンダーとヴィクセンは先の中東での戦闘で死亡しているでありますか」

美波「あれ、でも犯人は10人だって」

亜季「既にメンバーを補充したようでありますな」

留美「ルドルフは恰幅の良い男性だった」

美波「だった?」



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