11: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 00:06:40.93 ID:Qezuh/qr0
  
  ―― 12月某日 熊本県熊本市 
  
  
 美穂「着いたっ」 
  
 蘭子「んなぁーっはっはっは! 今こそ魔王の帰還よ! この地を再び闇の波動で満たしてくれようっ!」 
  
 芳乃「ほー……よきかなー。阿蘇より生まれいでし、清爽なる気の流れを感じまするー」 
  
 紗枝「あら、見なはれ周子はん、路面電車どす。なんや故郷(さと)を思い出して懐かしなぁ」 
  
 周子「あ、ほんとだ。路電って熊本にも通ってたんだなぁ」 
  
 P「さて……思ってたより早く着いたな」 
  
 P「てか美穂、そのマフラー新しい奴? 似合ってるな」 
  
 美穂「ほんとですか? えへへっ、卯月ちゃんと響子ちゃんが編んでくれたんです。誕生日プレゼント代わりにって!」 
  
 美穂「熊本にいる間はずっとこれ巻いとこうって決めたんです。私の大事なお守りです!」 
  
 P「おおー、流石いい仕上がりだ。ピンク色で可愛いし、それにこの…………ぬっぺふほふ」 
  
 美穂「た、狸って言ってました!」 
  
 蘭子「形なき水の化身では……!?」 
   (訳:スライムじゃないんですか?) 
  
 紗枝「つるべ落としやありまへんの?」 
  
 周子「え、おとろしでしょ?」 
  
 芳乃「奄美のマジムンに似ておりますがー」 
  
 美穂「もう、だから狸だってば〜!」 
  
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