40: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 00:25:23.37 ID:Qezuh/qr0
  
 「ひこさん、ぶぜんぼう……」 
  
  飛び去る空中座敷。 
  UFOのようなそれを呆然と見送りながら、私は耳慣れない言葉を復唱していました。 
  
 「待てこらぁっ!! 話はまだ終わってねぇぞ!!」 
 「だからプロデューサーさん、川だってばその先は! 落ちる落ちる!!」 
 「エビだかシャコだか知らねぇが、かくなる上は尻の毛全部毟って――――エビ?」 
  
  ………………あれ? 
  
  その名前、知ってる。 
  みんなして顔を見合わせ、蘭子ちゃんが最初に思い出し、両手で口を覆いました。 
  
 「……ほ、蜂楽饅頭の……」 
  
  
 「「「――――海老原ぁ!!?」」」 
  
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