アナスタシア「雪女」
1- 20
53: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2017/12/17(日) 18:00:54.27 ID:sV3pFbv90
アナスタシア「……まさか、ここまで来れるなんてね」

アナスタシア「聖チャンにはああいったけど……吹雪の中で絶対に死ぬと思ってたのに」

アナスタシア「これも寺生まれ……って奴の力なのかしら?」

モバP「……どこまで知ってるんだ」

アナスタシア「貴方たちの会話から察せることがくらいしかわからないわよ」

アナスタシア「心なんて読めないし」

みく「……じゃあ、みくたちの会話は聞いてたってこと?」

アナスタシア「ええ」

アナスタシア「楔を打ち込んだ子たちを介してね」

朋「楔……?」

アナスタシア「そう……目では見えない、氷の楔……」

アナスタシア「心を凍らせて、私の思い通りに動かすための、ね?」

朋「……あ、じゃああの従業員の人は……!」

アナスタシア「そのとおりよ」

アナスタシア「他にも……あの旅館で働いている人みんなに打ち込んでいるわ」

アナスタシア「そして、この子にも」

聖「……嘘!?」

アナスタシア「他の子と違って心を凍らせたりはしてないけどね」

アナスタシア「ありのままの聖ちゃんが綺麗なんだから」

アナスタシア「唯一つだけ……私の言葉に従って、外に出るように……ってね」

聖「そんなの……あ、もしかしてあの温泉のとき……!」

アナスタシア「ええ」

アナスタシア「あ、違うわ。あの時はアーニャってことにしてたのよね」

聖「……」キッ

アナスタシア「……なんて、もう無駄かしら」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
67Res/72.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice