千鶴「別の世界の自分が見られる機械?」【ミリマスSS 】
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3: ◆UEry/CPoDk[sage saga]
2017/12/19(火) 17:53:05.19 ID:i73+6k8w0

千鶴「な、なんだか頭がこんがらがりそうですわ…」

律子「難しく考えなくていいですよ。選択肢によって全く違ったストーリー展開になる、なんてゲームにもよくあるでしょう?それと似たようなものです。シュミレーターに近いですが、違うのはプログラムではなく別次元に実在する世界を見られるということですね。」

千鶴「とんでもない事をさらっと言いますわね。というかそもそも何で律子さんはそんなのを作れる技術をお持ちなんですの。」

律子「科学者アイドルも化学者アイドルもウチにいない以上仕方ないです、資格取得は私の趣味でもありますし。」

千鶴「どんな資格講座を受けたらそんな事が出来るようになるのかしら。」

律子「細かい事は気にしたら負けですよ。それよりどうします、お使いになりますか?」

千鶴「うーん…危険ではありませんの?別世界の自分にうっかり出会ってしまって大変なことになる、なんてその手の映画でよくある話ではありませんの。」

律子「100パーセント安全です。実際にその世界に行くのではなくて、ここから別世界を見る為の装置ですから。」

千鶴「そう言われましても。どうも何か不安ですし、使用するのは遠慮を…」

律子「これ、通信費がすごくかかるのでほんとならお金もらわないと動かせないんですよ。でも今ならモニターという事で無料に出来るんですが。」

千鶴「無料でしたら…いやいや、タダより高い物は無いですわ。ここはやっぱり。」


律子「他の子達に話すと使ってみたいという意見が多くて。今ならすぐ使えますけど、もし後から使いたいと言ってもこの次はたぶん二ヶ月は待つことになりますよ?」

千鶴「まあ!でしたら今やっておかないともったいないですわね、お願い致しますわ。」

律子(千鶴さんはこの手のセールストークに弱い、と。データ通りね。)





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