2:名無しNIPPER[saga]
2017/12/19(火) 19:48:15.20 ID:+NrG1+ppO
押田「あいたっ、?? な、なぜ?」
マリー「今、他のむすめの事を考えてたでしょう」
押田「っ!?、いえ、まさか、いきなり何を言うのですか」
マリー「だって貴方、あの子の事を考えてる時いつもジト目になるのだから、分かりやすいのよ。ほらこのジト目、あの子の真似をしてるの?」
押田「へ!? わ、私、そんな眼をしてます……?」
押田(あいつの真似など、嫌すぎる……)
マリー「ほらやっぱり、考えてた」
押田「あ! うぎ……」
マリー「ま、別にどうだっていいのだけれど。ただ、この私の手を握っておきながら、違う相手を頭に浮かべるのねぇ」
押田「あ、あ、ごめんなさい……って! いやだから! 違くて! 安藤の事など考えていません!」
マリー「へぇ、『誰の事』を、とまで、私はまだ言っていないのだけれど?」
押田「!! ぐ、が……!」
マリー「ふぁぁ〜、もういいから、はやくつれてってよ、がんだむ」
押田「うぅ、は、はいぃ……」
マリー「……ふふ」
押田(うぅ、やはりマリー様には敵わないのだ……)
押田「……。」
押田(……相手があいつだったなら、軽く適当にあしらってやれるのにな。あいつバカだし)
押田(……。)
押田(……。)
押田(……。)
押田(私、今、ジト目になっているのだろうか……うそぉ……やだぁ……)
押田(うぅ、あーもー……まぁ、いい、あまり深くは考えまい、せっかくマリー様とこうして——)
ぶりっ
押田(——へ?)
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