【バンドリ】香澄・友希那・蘭「ガルパで誰が一番のお嫁さんになるか?」
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15:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:30:40.20 ID:rN2dp5ag0
彩(香澄ちゃんは勢いよく立ち上がって、離れたテーブルで美咲ちゃんと談笑していた有咲ちゃんを呼びに行きました)

市ヶ谷有咲「ちょっ、なんだよ香澄! 引っ張んなって!」

彩(というより無理矢理引っ張ってきました)
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:31:27.85 ID:rN2dp5ag0
有咲「なんでそれに私を呼ぶんだよ……りみかおたえでいいじゃんかよ……」

香澄「だって有咲、沙綾のこと大好きだから。一番いいこと言ってくれるっ! って思ったんだ」

有咲「だっ、大好きとかそういうこと言うのやめろって! なんか誤解されるだろ!」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:32:07.80 ID:rN2dp5ag0
有咲「分かった、分かったから引っ付くな! それじゃあなんだ、沙綾の良いところだったか? えーと、まぁ、私も同じバンドで活動するようになってから日が浅いからそこまで大仰なことは言えないんだけどな、とにかく優しいよな、沙綾は。なんつーんだろ、困ってる人がいれば助けに行くし、まぁ当たり前って言えばそうなんだけどさ、今時そういうこと出来る人間ってなかなかいねーじゃん? でもな、流石に自分を殺しすぎだろって思うことも結構ある。ポッピンパーティーに入る直前の香澄との喧嘩……というか言い合いか。それ聞いてても思ったけどさ、なんでも一人で抱え込みすぎなんだよな、沙綾は。そん時の香澄の『一緒に悩ませてよ』って言葉は珍しく正鵠を射るもんだった。まぁ沙綾の実家で色々あるのは私だって分かるけどさ、ちょっとくらいみんなに頼ってくれと思う。じゃないとなんかほら……寂しいじゃん。仲間なんだし……ってなんか沙綾の良いところから話ズレてんな。えーっと、あと頼りになるよな、沙綾は。私たちの中でも大人びた方だし。特にライブなんかだと、ドラムだしみんなを後ろから見守ってくれてるって感じがするし。まぁ私はキーボードで隣に並ぶことが多いけどさ。でも緊張してる時とか隣に沙綾がいると安心するんだよな。目が合うと『大丈夫だよ』って感じに笑って頷いてくれるし。そういう包容力に溢れたところはやっぱりお嫁さんに向いてるんじゃねーの? あ、でもお茶目な部分もあるよな。海に行った時とか星形のサングラスなんかつけて一番はしゃいでたのは沙綾だし。あと私のことを分かってくれてるのは嬉しいんだけど、全部見透かした上で意地悪してくることがある。いや別にそれが悪い気分になるってんじゃなくて、どっちかと言えばそういうのも心地いいけど、でもやっぱり悔しいんだよな。私も沙綾に意地悪し返してやるって思ってもなかなかガードが堅いし、隙を見せてくれないんだよ。そういう強かなところとかも良妻の条件にはなるんじゃね? ……まぁ、短いけど大体こんなところじゃん、沙綾の良いところってのは」


18:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:33:00.35 ID:rN2dp5ag0
友希那「ふむ……」

蘭「なるほどね……」

彩(デレデレだったけど有咲ちゃんてツンデレじゃなかったっけ……)
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:33:58.05 ID:rN2dp5ag0
香澄「どうですか、これで沙綾の良さは分かってもらえたでしょ?」

友希那「頷ける部分もなくはなかったわ」

蘭「少しだけだけどね」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:34:36.87 ID:rN2dp5ag0
友希那「待たせたわね。私たちロゼリアを代表して、燐子がリサの素晴らしさを語ってくれるわ」

燐子「えと……あの……」

燐子(だ、代表……私がロゼリアを代表してなんて……無理……!!)
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:35:29.88 ID:rN2dp5ag0
燐子「わ、分かりました……頑張り、ます……! そ、それで、今井さんの素晴らしいところ……ですよね……。やっぱり一番は……話していて安心できるところ……だと思います……。例えば……今井さんは、自分に分からない分野の話でも……しっかりと話を聞いてくれます……。そして、今井さん自身が知っていることに置き換えて……話を返してくれるんです……。そういうところを見ると……『あ、わたしの話をしっかり聞いてくれてるんだな』って……そう思えて……すごく嬉しくなるんです……。れ、恋愛のこととかは……わたしは全然ですけど……そういう人となら……わたしも一緒にいれそうだなって……。ちゃんとわたしのことを認めてくれて……わたしを拒絶しないで、いつでも受け入れてくれそうで……。と、特に夫婦になるなら……そういうのってすごく……大切なことなんだと……思います……。それが自然体でできる今井さんを……すごく尊敬しています……。わたしもいつかはそうなれたらって思える……憧れの対象です……。あ、あと……今井さんは自分の子供に対しても……絶対に肯定から入ると思います……。頭ごなしに叱るってことは……きっとしないです……。きちんと……悪いことをしても理由を聞いて……子供の気持ちを汲んでから……『それは悪いことなんだよ』って……そう、優しく諭してくれそうです……。母性がすごくあって……子供を大事にして……家庭をしっかり支える……良妻賢母の器だと……思います……。わたしも普段の会話で……し、失礼かもしれませんけど……たまに『お母さん』って呼びそうになる時がありますし……。つ、つまり……それだけ今井さんは……優しさに溢れていて……みんなを温かく見守ってくれる存在で……一緒にいるとまるで陽だまりにいるようなポカポカした気持ちになって……そして薔薇輝石のように美しい……素晴らしい女性だと……わたしは思います……」


22:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:36:18.57 ID:rN2dp5ag0
香澄「おー……」

蘭「ふーん……」

彩(十分喋ってると思うけど前の四人がアレだったせいですごく口数少なく感じる……)
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:37:01.73 ID:rN2dp5ag0
友希那「これでリサの素晴らしさはより理解してもらえたかしら」

香澄「うん、ちょーっとだけですけどね」

蘭「多少は」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:37:45.18 ID:rN2dp5ag0
友希那「紗夜?」

蘭「なんですか、氷川さん。今井さんのアピールタイムならもう終わりましたよ」

紗夜「いいえ。私がここに来たのはつぐみさんのためよ」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 02:38:25.58 ID:rN2dp5ag0
紗夜「では……つぐみさんの良いところを話します。彼女の一番のいいところは相手のことを肯定し尊重できる点、これだと思います。例えば本人があまり良くは思っていない欠点などがあっても、つぐみさんはそれも自分自身の一部なんだと言って認めてくれます。あなたはそのままでいいんだと、ちゃんと言葉にしてくれます。欠点だと思っていることも自分らしさを現わす長所なんだと、そう思わせてくれるんです。これはなかなか出来る事ではありません。また、つぐみさんは他人を認めて肯定することが得意ですが、自身を肯定するのはいまいち得意ではないというところがあります。ここがまた一つのポイントです。『みんなすごいな、もっと私も頑張らなくちゃ』『みんなに迷惑かけないように頑張らなくちゃ』……こういった考えは、周りの人間の良いところが他の人よりずっと分かる、良いところをたくさん見れることの証左です。良いところがしっかり見えるからこそ、相対的に彼女は自分自身の評価が低くなってしまうのです。そして頑張りすぎてしまうところも『みんなこれくらいは努力してるんだから、私も頑張らなくちゃ』と思ってしまうから。これは裏を返すと、それだけ他人の努力を見て、知ってくれているということです。かねてから士は己を知る者のために死す、といいます。自分の努力を見てくれていて、自分のことを肯定してくれる……こんなつぐみさんを娶るのは人生において至上の幸福だと言っても過言ではないでしょう。また、他人を認めるのが得意で自身を肯定するのが得意でないつぐみさんだから出せるいじらしさや健気さというのもいたく男性の胸を打つことでしょう。まさに隣に並び、ともに支えあって生きていきたいと心から願える女性です。さて、次はつぐみさんの外見にも触れましょうか。まずつぐみさんと言えば羽沢珈琲店です。珈琲店と言えば喫茶店。つまりはエプロンです。長年の念願が叶い、つぐみさんと結婚したとしましょう。仕事から帰ってきて、自宅のチャイムを鳴らすとパタパタという足音が聞こえます。そしてエプロンを付けたつぐみさんが『おかえりなさい! その……だ、旦那様……♪』というように初々しく出迎えてくれます。これだけでもう人生すべてをつぐみさんに捧げても何も惜しくはない、そう思うのが人の常です。『もうすぐお料理出来るけど、先にお風呂入る? え? 後で一緒に……ってもう! えっち!』……きっと一緒に入りたいなんて軽口を叩けば可愛らしく怒ってくれます。『……そんなに一緒に入りたいの? もうっ、しょうがないなぁ……』……しかし少し粘ればきっとすぐに折れてくれることでしょう。……話が少しそれましたね。つまり、つぐみさんとエプロンという組み合わせには幼な妻という初々しさとどこか懐かしい気持ちにさせてくれる包容力が合わさった、それは素晴らしいものになるんです。こんなお嫁さんが毎日出迎えてくれるのならば仕事にも熱が入りましょう。『つぐみさんのために頑張るぞ!』と。そしてつぐみさんもそんなわた――旦那様を見て『私ももっと旦那様のために頑張らなくっちゃ!』とより一層気合の入った家事をしてくれることでしょう。これはお互いがお互いを認め合い、さらに高めあう最高の関係です。そういった未来予想図を容易に描けるのはつぐみさんだけでしょう。なので、私はつぐみさんを嫁にしたいと思います」


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