22:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:27:32.98 ID:CfLOJhTko
 ぬ〜べ〜「ってこらあっ! いきなり後ろから話しかけるんじゃない! 
       深刻な話をしている時に!」 
  
 速魚「えっ? ご、ごめんなさい……」 
  
23:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:28:42.46 ID:CfLOJhTko
 速魚「はい! でも、よく考えたらそんなことってあるはずないですよね。 
    私以外の人魚が陸で歌ってるなんて……」 
  
 広「そ、そっか。じゃあ速魚さんが千早ちゃんに取り憑いてるってわけじゃなかったんだな」 
  
24:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:29:32.50 ID:CfLOJhTko
 速魚「なるほど! じゃあ、やっぱりあの歌声は私の気のせいじゃなかったんですね!」 
  
 広「でもよく聞こえたね。速魚さん、普通に海の中にいたんだろ?」 
  
 ぬ〜べ〜「人魚の歌は一種のテレパシーみたいなものだからな。 
25:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:31:18.47 ID:CfLOJhTko
 速魚「でも昔に一度聞いた時は、別に普通の歌だったような……。 
    どうして急に人魚の歌を歌えるようになったんでしょう?」 
  
 ぬ〜べ〜「ふむ……。速魚くんにも分からないとなると、 
      やはりこっちでなんとか調べてみるしかないな」 
26:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:32:45.47 ID:CfLOJhTko
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 深夜 千早宅 
  
27:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:34:52.39 ID:CfLOJhTko
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 数日後、とある街 
  
28:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:36:09.11 ID:CfLOJhTko
 ぬ〜べ〜「……」 
  
 広「なんだよ? 何をじっと見て……。 
   って、あそこ歩いてるの、もしかして……!」 
  
29:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:36:49.68 ID:CfLOJhTko
 速魚「もごもご……ぷはっ。そ、そうでしたね。ごめんなさい、私ったら……」 
  
 ぬ〜べ〜「分かればいいんだ。それに、早速話しかけに行くってのに違いはないしな」 
  
 P「……」 
30:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:37:54.84 ID:CfLOJhTko
 P「……? もしかして、いつかのライブのスタッフの方ですか? 
  あ、でもそっちの男の子と女の子達は……?」 
  
 ぬ〜べ〜「ああ、すみません何の説明もなしに。 
       えっと、あなたは……マネージャーさんか何かで?」 
31:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:38:33.44 ID:CfLOJhTko
 千早「ごめんなさい、もう次の予定が入っていますから」 
  
 ぬ〜べ〜「えっ? いや、そんなに時間は取らせないよ。 
       なんなら、今ここでいくつか質問に答えてくれるだけでも……」 
  
32:名無しNIPPER[saga]
2017/12/20(水) 20:39:26.46 ID:CfLOJhTko
 ぬ〜べ〜「……」 
  
 速魚「うーん、なんだかすごい勢いで断れちゃいましたね……」 
  
 広「お、おいおい、どうするんだよぬ〜べ〜。二人とも行っちゃったぜ!」 
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