26: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 22:52:59.46 ID:3B1YHSO30
「だから、その人は私なんかとは組みたくなかったらしくて……あっ、でもその人本当にすごいアイドルなんです。すごく可愛くて、お喋りも上手くて……本当に私なんかとは、正反対で……」
そこまで話して、再び少女の頬に涙が伝っていた。
「……だから、プロダクションの人からは、大きな仕事がなくなったのは私のせいだって言われて……」
それで、責任をこの娘に押し付けて解雇か。
社会に生きていく上で、責任はつきものだ。
損失が発生したら誰かが責任を取るのが常だ。
だが今回の件で責任を取るのはそのアイドルを御し切れなかったプロダクションであるべきで、間違ってもこの娘ではない。
117Res/56.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20