27: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/29(金) 13:28:36.09 ID:owrWAVvd0
もうひとつ。
詩が好きだということ。
本屋さんで詩集を真剣な顔で見つめていた乃々ちゃん。
「詩、好きなんですか?」
びくりと振り向いて顔を真っ赤にわなわなして、コクリと頷く。
「まゆも好きですよ。詩集は持っていませんけどね」
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
以前どこかで聞いたことのある詩のワンフレーズ。
多くを語らずいろいろな想いを表現する。それってまでとっても素敵。
つい日記にプロデューサーさんのことを書きすぎちゃうことが多いから、こういうところは見習わないと。
「まゆさんも……?」
「はい。とっても素敵だと思います」
「そ、そうですか……」
驚いたようにこちらを見つめたまま、わずかに口元が緩めて言った。
「同士ができて少しうれしい……かも」
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