【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」
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328: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/02/10(土) 18:15:41.18 ID:du4JwCds0

エリカ「隊長を、サンダースを本気で勝たせたいならあなたはしっかりと無線傍受について事前に話しておくべきだった」

アリサ「知ってるでしょ?隊長はそういうことを嫌う人だから」

エリカ「それでもよ。そこで意見をぶつけることを避けたから。この人はこうだからって諦めたから。だから、1輌で……いえ、1人で戦うことになるのよ」

アリサ「……」

エリカ「サンダースの練度と車両で真っ向勝負されたら勝ち目なんて無かった。

    無線を封じられて、連携が取れなくなった状態であなた達の意思疎通が完璧だったら手も足も出なかったわ。

    だけど、偶然に助けられたとはいえ結果は私たちの勝ちだった……紙一重どころかほぼ負けだったけどね」

アリサ「……」

エリカ「ケイさんのフェアプレイ精神は素晴らしいものよ、勝利だけが全てじゃない。真正面から本心でそう言える人はきっと少ないでしょうね」

アリサ「だから、私は隊長についてきたのよ」

エリカ「だから、あなたは1人で動く羽目になった……ケイさんは戦車道に勝敗は関係ないって言ったわ。でもね、勝利は一番わかりやすい慰めになるのよ。大切なものを失っても勝利が残れば……何もかも失うよりましよ」

アリサ「……私は」

エリカ「言っておくけど、無線傍受のこと言うんじゃないわよ。あなたの車両のメンバーもしっかり口封じしときなさい。

    でないと、私のしたことが無駄になるから」

アリサ「……あなた、酷い人ね」

エリカ「よくわかってるじゃない。来年はあなたが隊長なんでしょ?なら、影の一つくらい平然と抱えていられるようにしなさい」


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