【ガルパン】まほチョビの土日。
1- 20
32: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:19:50.38 ID:vmi3algl0

 反省が段々と自己嫌悪に変わる。ほんと、どうかしてるよ。まほと話してると、不思議と口が軽くなる。
 普段言わないような事をぽろっと言いそうになるんだ。浮かれてるのかも知れない。

 相変わらず口数は少ないものの、以前のような寡黙さが無くなったまほ。そんな彼女と毎日話せる事が嬉しくて仕方ない。彼女が本の話に付き合ってくれた時なんかもう、それだけで頬が緩む。
以下略 AAS



33: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:20:47.72 ID:vmi3algl0

「忘れてくれ」

 そう言うしか無かった。

以下略 AAS



34: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:21:45.47 ID:vmi3algl0

 まあでも、当初の予定通り私に何か買ってくれる気でいるらしい。それは嬉しいんだけど、どうしようか。今読んでる本は、読み終えるまで暫く掛かりそうだしなあ。
 とはいえ、まほが残念そうにしているので何も頼まないというのも可哀想だ。少し悩んで、思い付いた。さっき洗濯機に放り込んだあれだ。

「じゃあさ、ブックカバー、買ってくれよ」
以下略 AAS



35: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:22:44.12 ID:vmi3algl0

「コーヒーおかわり」
「はいはい」

 粉とお湯だけなのに、何故かまほはコーヒーを淹れるのが下手だ。いつの間にか、それは私の仕事になっていた。
以下略 AAS



36: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:24:32.12 ID:vmi3algl0

「何か食べたい物あるか」
「んん、魚」
「おっけー」

以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage]
2018/01/04(木) 15:31:54.20 ID:99vaNSz4o
合いの手が入れ温くなっちった…��


38: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:23:24.93 ID:vmi3algl0
>>37
すみません


39: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:24:17.41 ID:vmi3algl0

【千代美(後)】

 時刻は十八時を少し回ったところ。さすが時間に正確だ。

以下略 AAS



40: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:25:15.83 ID:vmi3algl0

「荷物か」
「うん、ペパロニからだ。丁度いいや、今夜はこれにしよっか」

 鮭だ。
以下略 AAS



41: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:26:00.78 ID:vmi3algl0

 箱を片付けようとして伝票が目に留まった。よく見たら宛名が『アン斎千代美様』になっている。何て書こうとしたのか容易に想像できて吹き出した。
 この伝票、取っておこう。なんか勿体無くて捨てられないんだよな、こういうの。

 私が笑ったのを見て、まほが何事かと覗き込んできたので伝票を見せてやる。それでまた、二人で笑った。
以下略 AAS



42: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:26:58.01 ID:vmi3algl0

「配達屋なあ」
「ほんと、雪の中よく来てくれたよ」
「ああいうのが好みなのか」

以下略 AAS



231Res/91.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice