13:名無しNIPPER[sage]
2018/01/04(木) 00:19:46.57 ID:w7I3ohDTO
ユイ「まだ……負けてない……心が折れていなければ…負けじゃない……」
雄二「ろーーーく!」グッ
ユイ「ろぉぉぉぉ………」
ぱたっ…
またユイは地面に倒れた。
雄二「何故、その程度の筋力で俺に勝負を挑んできたんだ?」
ユイ「うぅ…」
雄二「それで?約束は覚えているか?」
ユイ「に、兄さん……」
雄二「声が小さいな」
ユイ「兄さん!」
雄二「よし、次はもっと慕う感じで」
ユイ「兄さん?」
雄二「ハニカミながら!」
ユイ「兄さん!」
雄二「全力の笑顔で!」
ユイ「兄さん♪」
雄二「よし、合格だ!!帰ってよし!!」
ユイ「やってられるかぁぁぁぁーーーー!!!!」ダダダダッ
相当疲れていたはずのユイだったが、全力疾走で寮に戻っていった。
雄二「フム、俺も帰るか」
朝から無駄な時間を過ごしてしまった。そう思いながら、俺はシャワーを浴びるべく寮へと戻った。
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