105: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/12(金) 19:28:32.92 ID:cIisLjGgO
戦士「立てるか?」スッ
勇者「お、おう、さんきゅ」
戦士「自魔法サポート。非力な後衛職、力だけの前衛職ではできない戦い方に脱帽した」
勇者「よせやい」
戦士「勇者というだけのことはある。危なかったぞ」
勇者「うんうん、いい汗かいたな」
戦士「あぁ。こんなにもやっていて充実していたのは師匠とやって以来だ。なにやら指導を受けていたようにすら感じる」
勇者「あ、そ、そう」
戦士「……いや、それほどあたしたちの力が拮抗していたのだろう。改めて感謝する」
勇者「もうやめようぜ、さ、メシメシ」
老人「ちと待つアル。ワカモノよ」
戦士「失礼だが、どちらだ?」
老人「ネーちゃんじゃないアル。用があるのはニーちゃんネ」
勇者「じーちゃん、なんだ?」
老人「ちこうよるアル」チョイチョイ
勇者「……?」
老人「もっとアルもっとアル。耳貸すアルよ」
勇者「なんだ? おひねりでもくれんのか?」
老人「お主、手を抜いたロ?」コショ
勇者「……おっとぉ〜」
老人「バラされたくなければ、ついてくるヨロシ」
戦士「勇者、どうしたんだ?」
老人「呼ばれている名についても、色々と聞きたいことがあるネ」
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