501: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/05(月) 11:17:21.39 ID:fQ/B2oVuO
【宿屋 部屋】
衛兵「ば、ばばばっ、バカなぁっ⁉︎ なんだあの強さは! 人間じゃねぇっ!」ガクガク
マク「お疲れちゃん」スポッ
衛兵「ひ、ひぃっ」ズザザッ
勇者「あー、壊れた窓から見てたのか。そんな距離とらんでも。俺を化け物だと思ってるんだろ」
衛兵「す、すいませんっ! もうご無礼はいいません! どうか、これまでのことはお許しをっ!」ドゲザ
勇者「……強すぎるってのはさ、なにも良いことばっかりじゃない。女にモテる。チヤホヤされる。それは、あくまで人間の枠の中での強さの話」テクテク
衛兵「……ひっ」
勇者「最初だけなんだ。みんな。次第に尊敬が畏怖にかわり、そして、怯えていく。魔族がいるから緩和されてるけどね」
衛兵「……」ガタガタ
勇者「ちょっとでも鍛錬したことあるやつなら余計に俺がこわいだろ。忌々しいったらない」ヌギヌギ
衛兵「ひゃ、ひゃい」
勇者「衛兵はアジトに戻ってお頭に報告しろ。俺は後から行く」
衛兵「ガンダタは、まだ息があるようですが」
勇者「きっちり殺っとくよ。信じねえの?」
衛兵「信じます! ジャン殿ならいつでも殺せますよね!」
勇者「これ。ガンダタの血をたっぷり染み込んだ布持ってきたから。渡しとくように」
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