結城友奈「これは勇者たちの物語」
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4:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:36:56.03 ID:QHT5/WDno

友奈「ぐんちゃん、何を言って──」

シュタッ

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:41:03.55 ID:QHT5/WDno

美森「……千景ちゃん、あなたに貰った言葉通り私は私の信じる道を進むわ」

千景「ええ。私もあなたのその選択を否定しないわ」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:51:49.14 ID:QHT5/WDno

美森「……分かってもらえたと思います。世界は滅んでいるに等しく、偽りの小さな世界を守るためだけに私たちは戦い……これからも散華を繰り返していく。そんな救いのない物語の真っ只中に私たちは居るんです!」

友奈(もしかしたら私は、今の東郷さんに返せる言葉を持っていたのかもしれない。だけど、本来なら知るはずのない未来を知っているからこそ言える言葉であって、あまりにも無責任と卑怯が過ぎているように思った)

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:28:00.10 ID:QHT5/WDno

千景「世界の真相は分かったのだから、ひとまず壁の中に戻りましょう。あまりにもバーテックスだらけで生きた心地がしないわ」

美森「……そうね」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:28:55.67 ID:QHT5/WDno

千景「──さて」

友奈(私が心を決めたのと同じ頃、不思議と通るぐんちゃんの一声が皆の視線の集めていた)

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:30:41.76 ID:QHT5/WDno

風「……ごめん、千景。アタシはあんたの言っていることを半分くらいしか理解できていないと思うけどさ、一つだけ聞いても良い? さっきから"あなたたち"って、何で千景だけ他人事みたいになっているの? 千景は間違いなく勇者部の部員で、私たちの友達でしょう?」

銀「あー、その、すみません……。実はアタシも千景さん側になってしまうで、それに関してはアタシも一緒なんですよ。……でも、アタシも千景さんも風先輩の言っていることはちゃんと理解しているんで、今は信じてもらえるとその、助かります」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:36:38.07 ID:QHT5/WDno

銀「ってことで、アタシと千景さんがバーテックスを食い止めます。だから、皆は話し合って、一番良い結論をどうか出してください。アタシと千景さんだけ話し合いに参加しない理由は他にもあるんですが──今はこれで納得してもらえると助かります」

美森「銀っ! 何を言っているの!? そんなこと……いえ、そもそもあなたは変身すら出来ないのだから──」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:50:14.77 ID:QHT5/WDno

銀「やっぱり懐かしい感じがするんだよな……。こう言うのが身体で覚えているってやつかな?」

友奈(銀ちゃんは一瞬だけ複雑な表情を見せたけど、すぐに勇者の顔へと戻ると)

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:52:00.24 ID:QHT5/WDno

友奈(ぐんちゃんは私に一度だけ視線を向けた。壁の外で伝えてくれたことの再確認だったと思う。私は頷く。ぐんちゃんは満足そうに少しだけ口元を一瞬だけ緩めていた。すぐに元のぐんちゃんに戻り)

千景「風先輩。酷な話だとは思うけれど、時間にして十分程度で勇者部の結論を出しなさい。その間、私と三ノ輪さんで何があっても神樹を死守してみせるわ」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/01/13(土) 00:14:16.75 ID:gZU5fBxgo

*樹海・郡千景

千景(当初の計画より、現状は穏やかに進行していた。最悪の想定である東郷さんとの武力でのぶつかり合いは無事回避された。だから、計画の最善パターンを進んでいると思っても間違いないだろう。マイナス思考が標準の私だからその先のしっぺ返しも想像してしまうけれど、現時点ではキリのない雑念にしか過ぎない。今は差し迫ったことだけを考えることにしよう)

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/01/13(土) 00:20:13.49 ID:gZU5fBxgo

千景「……さぁ、泣いても笑ってもこれが最後の戦いね」

千景(バーテックスたちは私を無視して神樹へと進んで行く。こいつらの注意が向いていない今だからこそ、私は自身に集中出来た。これが三つ目の幸運。勇者同士の戦闘が起きていないせいか、アニメよりもバーテックスたちは大人しかった)

以下略 AAS



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