23: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 17:38:57.75 ID:VWwRAsjo0
  
 「でさ、やっぱり茄子さん一回起こしてみた方がええんとちゃう?」 
 「う〜〜〜〜ん……正直気の毒な感じはするんだが……」 
 「そうも言ってらんないでしょ。せめて目を覚ましてもらうくらいのことはしなきゃ」 
  
  
  こうなってしまっては仕方がありません。 
  私達は心の中で茄子さんに謝りつつ、また仮眠室の前に取って返しました。 
  ですが……。 
  
 「開かない……!?」 
 「鍵かけてるのか?」 
 「いやそんな感じはしないんだけど、なんかドアが吸い付いて、う、動かない……っ!」 
 「よし……わかった、どいてろ周子。あとは俺が……」 
  
  言って、プロデューサーさんはキレッキレの全身にパワーを漲らせました。 
  
 「このッ」キリリッ 
 「キレてましてー」 
 「筋肉でッッ」ムキキィッ 
 「ナイスバルクでしてー」 
 「強引に開けるまでッッッ」メロォ〜ン 
 「まるで冷蔵庫のようでしてー」 
  
 「……プロデューサー、実は結構楽しんでない?」 
  
 「ハハハこやつめ。よしいくぞ、覇ァッッッ!!!」 
  
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