【モバマス】美世ちゃんとクラリスさんが温泉に行く話
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14:名無しNIPPER[sage]
2018/01/24(水) 07:34:03.43 ID:YlZ5y6R/0
美世「はい、到着〜!」

クラリス「随分と坂を上りましたね」

美世「ここは露天風呂から甲府盆地を一望できるくらいだからね。天気がいいと富士山も見えるんだ!」

美世「駐車場もすごく広い……んだけど、未舗装の砂利道だから車高低い車だとちょっと苦労するかな」

クラリス「美世さん、すごくゆっくり走ってましたね、駐車場内」

美世「極端なシャコタンにしてるわけじゃないから大丈夫だと思うんだけどね……やっぱり気を遣うよ。ガリってエアロ……えーと、車の下の部分を擦るとすごく負けた気持ちになるし……」

クラリス「負けた気持ちに……ですか?」

美世「うん。こう、自分の技量的な部分でね? 上手くやれば擦らないからさ、擦ったら運転下手くそに思われる! みたいな、誰に対してなのか分からない対抗意識がね、車好きにはあるんだ」

クラリス「争いはよくない事ですよ。それに、擦るのが嫌ならば車高を下げなければいいのではないでしょう?」

美世「違うんだよクラリスちゃん! 車好きにはそういうのを抜きにしてやらなきゃいけない事があるんだ!」

美世「これは……言うなれば、女の子がお化粧をするようなもの、アイドルが光り輝くために綺麗な衣装を着るのと同じようなものなの! 実用性のないただの見栄かもしれないけど、それでも見た目のカッコよさ、自分が掲げるロマンの為には仕方のない事なんだ!」

クラリス「はぁ」

美世「最低地上高がどれくらいか、たばこ1箱くらいなのか、指何本入るレベルなのか……突き詰める美学は人それぞれだけど、それぞれに譲れないこだわりがあってね? その為には犠牲にしないといけないものもあって、まずどういった方面を目指して車をイジるのかって話になるんだけど――」

クラリス(長くなりそうですね……きっとこれはそれだけ大事なものなんでしょう)

クラリス(私にはあまり理解が及ばない事柄ですが……美世さんが楽しそうなら善き事ですね)


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