【モバマス】美世ちゃんとクラリスさんが温泉に行く話
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5:名無しNIPPER[sage]
2018/01/24(水) 07:28:09.31 ID:YlZ5y6R/0
クラリス「美世さんはその整備士をしている時にプロデューサー様からスカウトされたんですよね?」

美世「そうだよ。プライベートでドライブしてたプロデューサーさんの車がパンクしちゃってね、最寄りの整備工場だったウチでタイヤ交換してる時に『アイドルに興味はありませんか?』って名刺渡されたんだ」

クラリス「プロデューサー様も運転がお好きでしたものね」

美世「そうそう。いやー、その時はいきなりだったから言葉の意味が全然分からなかったよ。クラリスちゃんは教会でスカウトされたんだよね?」

クラリス「ええ、そうですね。教会の庭園で聖歌隊の子供たちと合唱してるところを……」

美世「プロデューサーさんって妙なところで度胸あるよね。教会で歌ってるシスターさんをスカウトしようだなんてなんだかバチが当たりそうだし……」

クラリス「そんな事はありませんよ。主はいかなる人も受け入れます。……流石に狼藉を働こうという方は拒みますが……プロデューサー様はまっすぐな目をしていらっしゃいましたので」

クラリス「それに私どもの教会は些か財政難でもありましたし」

クラリス「神父様もそのスカウトは『神の思し召し』と仰ってくださりましたので、ファンの皆様はもちろん、教会を必要として頂いている多くの方々のため、私はアイドルとしての道を歩もうと心に決めたのです」

美世「うーん、やっぱりクラリスちゃんてすごく優しくて立派だよね!」

クラリス「いえ、私などまだまだ未熟者です」

美世「そんな事ないよー! あたしなんか車に関われたらいいかな、ってくらいの軽い感じでアイドルやってるし、それに比べたらね?」

クラリス「それこそ、そんな事はありませんよ。人の夢の動機はそれぞれに尊いものですし、比べるものでもありません」

美世「…………」

クラリス「…………」

美世「……くすっ、何回目だろうね、このやり取りするのって」

クラリス「私も憶えていませんね……ふふ」


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