アンジャナフ 「古代樹の森で人間と出会ったんだが」
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82:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:59:02.17 ID:B1g4V9Vb0


=古代樹の森・地下水路・夜=

クルルヤック 「ここは洞窟が入り組んでるからねェ、奥まで入っちまえば、見つからねえよ」
以下略 AAS



83:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:59:41.94 ID:B1g4V9Vb0
クルルヤック 「オイラ達の言葉が分かるって本当?」
少年 (コクコク)
クルルヤック 「なーしてテトルーの住処になんて隠れてた?」
少年 「…………」
クルルヤック 「あそこのテトルー村は性悪猫が多いって話で……おっと、こっちだァ」
以下略 AAS



84:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:00:15.11 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「そ、そうなのか……」
クルルヤック 「最悪出れねェってことになるかんね。ほれ、そこに骨がいっぱい転がってるだろォ」
少年 「……!」
クルルヤック 「迷って死んだモンスターなのかもねェ。クェ、クェ、クエ! オイラには関係ねェ話だけんどもな」
アンジャナフ (…………だが、頭の後ろがまだビリビリする。追手は、俺達を見失っていないぞ……)


85:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:00:46.18 ID:gDlV2rG20


=古代樹の森・地下水路入り口・夜=

リオレイア 「…………」
以下略 AAS



86:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:01:24.41 ID:gDlV2rG20
リオレイア (……坊やの気配はこの「下」に続いてる。足跡や臭いは消しながら移動してるみたいだけど、アタシから逃げることはできないわよ。でも……どうやら逃走を助ける「協力者」もいるみたいね。注意して進まないと……)
プケプケ 「ホントにこんな何もない所に逃げてるのォ? 私には何も見えないわよ?」
リオレイア 「だからアンタは半人前なのよ。アタシの追跡術を信用できない?」


87:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:02:03.06 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「信用してるから一緒に行動してるんじゃない?」
リオレイア 「言うねェ。ま、そういう正直さは嫌いじゃないわ」

ドガッ!

以下略 AAS



88:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:04:39.61 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「やァよ! 私は姐さんについていくんだから!」
リオレイア 「じゃ、文句言わずについてきな。行くよ」
プケプケ 「姐さん、そういえば聞くの忘れてたけどさ」
リオレイア 「何だい?」
プケプケ 「ジャナフさ、見つけたらやっぱ殺すの?」
以下略 AAS



89:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:06:20.41 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「私は別にアイツと知り合いでもなんでもないからいーんだけど。姐さん、確か……」
リオレイア 「無駄口をきいてるヒマがあったら足を動かしな。ほら、頭ぶつけるよ」

ゴヅン!

以下略 AAS



90:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:09:33.73 ID:gDlV2rG20

=古代樹の森・地下水路・夜=

クルルヤック 「ふいィ〜! ここらへんでいったん休憩しよう」
アンジャナフ 「だいぶ歩いたな……」
以下略 AAS



91:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:10:56.30 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「……何かに追われてる感覚が消えねェ。感じねェのか?」
クルルヤック 「……ンン? オイラは特にはねェ。でも大丈夫だ。ここは、今まで誰にも見つかったことがねェ。大蟻塚に行くにしてもよ、お日様が登らねェと、森抜けは厳しいぞゥ」
アンジャナフ 「分かってる。けどな……」
クルルヤック 「取り敢えずメシにしようさ。カエルとかそこらへんで捕れるよ」
アンジャナフ 「カエルか……まァ、四の五の言ってる場合じゃあねえな」


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