ジャパニーズアベンジャーズ 特撮クロスオーバースピリッツ
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3:名無しNIPPER
2018/03/08(木) 01:37:25.26 ID:7Icj2emlO

「とりあえず荷物重いだろ? ホテルを予約してあるから行こうか」

「「うん!!」」

空港を出ると光太郎は適当にタクシーを捕まえ、二人を乗せるとお代とチップを渡し流暢な英語で行き先を指定。
そのタクシー後をバイクで追う。
その後、三十分〜四十分くらいだろうか……目的地であるホテルの前に到着する。

「Thank You」

二人が出てくると光太郎はここまで運んでくれたタクシードライバーに礼を言い、タクシーを見送るとホテルに入りチェックインする。

「さぁ着いたよ」

これから三泊四日このホテルでお世話になることになる。
部屋に着くと、トリプルベッドが用意されていた。
二人は荷物を置くと、ベッドにダイブする。

「スゲー!!」

「こんな豪華なホテル初めて!!」

大きくなったと言ってもまだまだ二人とも子供。
その無邪気な喜びぶりに光太郎はホッコリしつつ、ベッドに腰かける。

「おっ……フカフカだ」

ベッドが柔らかくて気持ちいい。
光太郎はクライシスを壊滅させた後、己を鍛える名目で自分探しの旅に出て以降、この6年は間異国を旅し、寝泊まりは安いモーテルばかり、それさえ見つからない時は野宿もした。
だからかホテルのベッドがフカフカでとても新鮮に感じる。

「そう言えば光太郎兄ちゃん、私お腹が減ってきちゃった……」

「俺もぉ……」

「じゃあ少し早いけど昼ご飯でも食べるか!」

そう言って光太郎は二人を連れ、ホテルを出ると徒歩10分くらいのステーキ屋に案内する。
せっかくアメリカに遥々来てくれたのだから何かそれらしいものを食べさせいと考えたが光太郎には「アメリカ=ステーキかハンバーガー」しか思いつかなかった。
ステーキとハンバーガーの二択ならステーキを食べさせてあげたいと思い連れてきたが口に合うだろうか……。



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