【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第一章【天華百剣】
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21: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/03/09(金) 09:51:31.49 ID:5WfP30bt0
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めいじ館とやらは、俺が想像していたより遥かに大きな館だった
館内に入って通されたのは、すぐ右手にある噂の洋風茶房。L字カウンターに幾つかのテーブル席が並んでいる
テラス席に通じる壁は全面ガラス張りになってあり、陽の光を存分に取り込める造りとなっている
天井には大人しめの装飾を施した木製のシャンデリアが吊り下げられ、『明治』時代にはかなり貴重であろう『電光』が店内を照らす
閉店前だとは言っていたが客は居らず、時雨と同じ『制服』を着た女の子が何人か後片付けをしながら此方を訝しげに伺っていた


@#_、_@
 (  ノ`)「……」

( T)「……」


そんな中、俺はリアル花園勇花にパンチパーマ掛けたような女性とテーブル席で対面しているのであった
身の丈、体格共に俺と並び立つ女性を未だかつて見たことが無かったので、ぶっちゃけ怖くて何話したらいいかわからん
結果として無言でけん制し合ってるっぽい雰囲気になり、なんかこう和気あいあいとお喋り出来そうも無かった


「お、お、お茶です……」


( T)「あ、こりゃどうも」

@#_、_@
 (  ノ`)「ご苦労だね。下がっていいよ七香」


七香「はいっ!!失礼します!!」


お茶を出してくれた筆舌しがたい複雑な服を着た女の子も、盆を抱えて逃げるように立ち去る始末だ


時雨「だんまり決め込んでないでさ、そろそろお互いの事情を説明したらどうなのさ?」

菊一文字則宗「時雨さんに同意です。この方々が敵ではない事は僕が保証します」


所がどっこい、同じテーブルに着くトラブルの当事者二人はどこ吹く風と言わんばかりにお茶を啜って話を催促する
菊さんが時雨と入れ替わったのも何となくわかるわ。肝の据わり方が同レベルだもの


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