少年「俺のクラスは亜人だらけ」
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18:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2018/03/09(金) 17:45:11.95 ID:GJ/1N4KX0
ここは頷いておこう。バジロウに倣って曖昧な返事をしておく。

オル「よしっ☆」

オルレアンの好感度【2】

オルレアンは満足そうに頷いて腕を組んだ。

バジロウ「もうすぐ始まるぞ。大丈夫かノヘジ」

ノヘジ「わ、わが生涯に、悔い、あり」ガクッ

バジロウ「ノヘジィイィイイイイッ!!」

後ろから聞こえる寸劇を聞き流してオルレアンに倣って座る。雑音はしだいに静まり全員が自然と檀上に集中した。

カランカランとハイヒールの音を響かせ女性が檀上へと上がる。

背中に備えた一対の黒い羽。顔の半分を覆う面頬。着物のような服に朱色の高下駄ととにかく目を引くいでたちだった。

無機質な足音はハイヒールではなく高下駄のものだったらしい。

女性は檀上にある演台の前で止まると面頬を外し生徒を見回した。

その目は鋭く、小さい口はきりりと引き締まっており真面目で厳しそうな雰囲気を覚えた。

すうと大きく息を吸うとかなり広い講堂の端から端まで響き渡るような低く大きな声でこう言った。

「我が校の高等部へようこそ。進学した者も入学した者もいるだろうが先に居たからと言って偉いわけではない」

「切磋琢磨し、己を高みへと羽ばたかせる者こそ偉いのだ。我が校に入ったからにはそのことを肝に銘じてくれることを信じている」

「我が校では主に勉学を教える。しかし勉学は義務ではない。だからこそここへ来た諸君は義務以上に勉学に取り組んでくれることだろう」

「勉学以外にも部活動に所属することもいいだろう。部活動は諸君が経験できる唯一の社会経験であると言ってもいい。勉学をおろそかにすることは許されないが入って損はない。私は陸上部、航空部門の顧問もやっているから興味があるものは覗いてくれ」

「………話がそれてしまったな。話を戻して諸君らに与えられる自由は今まで以上のものとなる。だからこそしっかりと選択をし諸君らの自由により良いものを詰め込んでいってくれ」

「さてと、話は短い方がいいだろう。私の無駄な話で諸君らの貴重な青春を奪うわけにはいかないからな。最後に謝辞だけ言わせてもらう」

「諸君、おめでとう。知っている人は知っているだろうがこの学園の現学園長。テラス・カルラインだ」


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