37:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 05:29:56.95 ID:i841DEVDO
 美嘉「……これで由愛ちゃんの話は終わり。後は私の話ね」 
  
 由愛「(///)……はっ……はい」 
  
 ――え?お姉ちゃんの話?まだ続いてるの? 
38:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 05:33:48.51 ID:i841DEVDO
 美嘉「……で、由愛ちゃんとの激しいバトルで、Pちゃんは切らしていたんだ」 
  
 「突撃一番(コンドーム)を」 
  
 千枝「えっ……それって」 
39:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 05:53:02.69 ID:i841DEVDO
 千枝「でも、それなら千枝もプロデューサーさんと」 
  
 美嘉「……問題なのは私とPちゃんの関係」 
  
 ちひろ「その辺がわからないのですよ。美嘉ちゃんはパッションなのに、あのプロデューサーさんは由愛ちゃん担当のクール部門所属ですし」 
40:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 06:16:25.27 ID:i841DEVDO
 ――そういってお姉ちゃんが見せてくれたペンダントの中の写真 
  
 お姉ちゃん?と思われる赤ちゃんと、小学生ぐらいかな?でも面影があるPくんに 
  
 今のお姉ちゃんの髪の毛が黒かったら、多分そっくりな女の人…… 
41:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 22:51:11.62 ID:i841DEVDO
 美嘉「私は……Pちゃんのことが好き」 
  
 「お母さんが死んで、悲しかった私に優しくしてくれた……自分も寂しいだろうに」 
  
 「でもある日気がついた」 
42:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 22:55:04.42 ID:i841DEVDO
 美嘉「それでもよかった……それぐらい好きだったから」 
  
 「わがまま言っても必ず言うこと聞いてくれたし」 
  
 「何より、私のことを……お母さんを重ねながらだろうけど、真っ直ぐ見ていてくれたから」 
43:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:01:33.84 ID:i841DEVDO
 美嘉「最初はね……嫉妬に狂いかけた」 
  
 「私の、私だけに向けられていた視線を奪う存在に」 
  
  
44:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:08:35.77 ID:i841DEVDO
 美嘉「……雰囲気でPちゃんとは結ばれたけどようやく気がついたんだよね」 
  
 「由愛ちゃんと違って……は話さなくていいか。…すっごく痛かったから、正気になったのかな?」 
  
 「これは重ねていい体じゃない。通わせていい心じゃないって」 
45:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:18:36.65 ID:i841DEVDO
 ――アイドルヤメルオネエチャンガ? 
  
 私は突然のことで、わからなくなった。現実ではない夢でも見ているような感覚に陥っていた 
  
 すると、突然千枝ちゃんが声を張り上げた 
46:名無しNIPPER[sage]
2018/03/21(水) 23:22:29.07 ID:i841DEVDO
 美嘉「千枝ちゃん……」 
  
 お姉ちゃんが千枝ちゃんを抱きしめる。普段なら止める行為だけど、不思議と止める気になれなかった 
  
 美嘉「ごめんね……私なんかの為にそんなに思ってくれて」 
47:名無しNIPPER[sage]
2018/03/22(木) 13:58:31.68 ID:mnvl6JQDO
 もちろん、私も泣いた。由愛ちゃんも泣いていた 
  
 ちひろさんも泣いていた 
  
  
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