勇太「あ、いっけね」ガッシャーン 樟葉「え?何の音?」
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9: ◆5/bDmVoxZw[saga]
2018/03/17(土) 00:34:47.90 ID:gVz/OtBY0
樟葉「……」
勇太「……。書き終わった」
樟葉「そう……」
勇太「疲れた…..」ガタッ
樟葉「あの!」
勇太「んっ?」
樟葉「頑張ってね! ……」
勇太「……。うん。」
樟葉「好きな女性。大切にしてね!」
勇太「うん……」
樟葉「浮気しちゃだめだよ!」
勇太「うん……」
樟葉「お兄ちゃん!お兄ちゃん!! あと何回呼べるか分かんないから……」
勇太「……」
樟葉「私にとってのお兄ちゃんは、どんな時も変わんないよ!」
勇太「   」
樟葉「お兄ちゃん……」
勇太「だよな……。だよな……。何考えてんだ俺……」
樟葉「お兄ちゃん……!」
勇太「ありがとう。なんか見失うところだった。樟葉もお母さんも皆大事!!あのな!樟葉!これ!」
樟葉「チョコ!?」
勇太「うん。チョコを買ってきた袋の中に渡したいものがあって。手作りは後でだけど。町はずれの高いチョコ。一番大事な人に別に渡す予定だったけど、ちょうど紅葉色だし、このチョコなら樟葉も紅葉も好きじゃないかって思う」
樟葉「お兄ちゃん……」ぐすっ……
勇太「はい。バレンタイン、おめでとう」
樟葉「ぐすっ……。ひっぐ……。ありがとう……。本当にありがとね……」
勇太「俺も、ずっと忘れたりしない!!何かあったら駆けつける!!何でもなくても声が聞きたい」
樟葉「うれしい……うれしい……。お兄ちゃん!!」
勇太「一緒にいてくれてありがとう!樟葉!」
樟葉「あのね、お兄ちゃん。一つワガママ聞いていい?妹だから、はずすから」
勇太「なに?」

樟葉「あの……///」

樟葉「その……///」

樟葉「私……///」

樟葉「お兄ちゃんのこと」

樟葉「……が///」
















樟葉「     」ちゅ













樟葉「 好き 」






樟葉「へへっ///」




END




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