提督「霞にケッコンを申し込んだら意外にもOKを貰ってしまった」
1- 20
17:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:05:01.23 ID:dW4w7LEj0
十分前

叢雲「ふぁーあ……久しぶりに朝寝をしたわ……」

叢雲(昨晩霞が翌日の秘書艦を代わるって申し出てきたから、遠征帰りでタイミングも良かったからお言葉に甘えたけど、まあいい休息になったわね。今度何かお礼でもしましょうか……ん?)
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:05:40.31 ID:dW4w7LEj0




叢雲「なによ! 羽交い絞めなんかして!! 私はこのドア蹴破ってでもアイツに話を聞かせてもらうわ!!! 離しなさい!!」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:06:36.13 ID:dW4w7LEj0
提督(っべー! っべー! どっすんべどっすんべ!!)

叢雲「……さあ、きっっっちり話を聞かせてもらうわ。アンタの口から、なんで私じゃなくて霞を選んだのかをね!」

霞「は――。朝から息巻いて何しに来たのかと思えばそんなこと? それなら後で時間作っておいてあげるから引きなさい。今日の分の仕事は山積みなのよ?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:07:16.08 ID:dW4w7LEj0
提督(ここでお見合いを回避するための隠れ蓑だったんだ! なんて言ったら冗談抜きで殺されるな俺……)

提督(いやでもここで何もしなくても修羅場になることは必至……というか絶賛修羅場中だ)

提督「ま、まて二人とも! なにもそうカッカすることは――「「アンタは黙って(なさい)!」」――はい……」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:07:43.48 ID:dW4w7LEj0
叢雲「……本当?」

提督「当たり前だ。初期艦として共にこの鎮守府を支えてくれた叢雲のことを忘れるわけがないだろう」

提督(ほんとは叢雲はなんだかんだ付き合い長いからOK貰えそうで候補から外してたんだけど)
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:08:14.45 ID:dW4w7LEj0
叢雲「あら、大本営からの支給品で満足していたはやとちりさんが何か吠えているわね」

霞「どういうことよこのクズ! 私には既製品渡してあっちにはオーダーメイドですって!? バカにすんじゃないわよ!」

提督(ヒィ〜〜! こっち忘れてたぁ!)
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:08:53.74 ID:dW4w7LEj0
叢雲「霞? アンタさっきオーダーメイドがいいって言ってたわよね? なら私がそっちの指輪をもらってあげるわ」

霞「あら、それには及ばないわよ。あんたはどうぞ自分の趣向を凝らした愛人指輪でも嵌めてなさい」

提督「む、叢雲! さっきも言ったがあくまで規則的なものだ! 俺個人は優劣をつけるつもりは……」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:10:58.03 ID:dW4w7LEj0
提督「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

提督(情けないことだがこっそり執務室の窓から逃げ出してきてしまった)

提督(いくら駆逐艦とはいえ艦娘、それに練度も最高クラスの二人だ。止めようものなら逆に俺がミンチになる)
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:12:59.73 ID:dW4w7LEj0
提督(……? なんかいつもと雰囲気が違うな。北上も近くにいないし、なにかあったのか?)

提督(まぁ大井のことだし俺なんかが気にしなくても勝手に何とかなっているだろう)

提督「それじゃあちょっと俺用事あるから。……あ、今執務室には近づかない方がいいからなんか報告あったら聞いておくぞ」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:13:42.13 ID:dW4w7LEj0
大井「だって提督みたいないい加減な人がカリとはいえケッコンなんてできるわけないじゃないですか」

提督「い、いやまぁ……」

大井「しかも相手は駆逐艦でしょう? 戦艦や空母ならまだしも、いくら付き合いが長くて練度が高いからと言ってそんな艦に指輪を渡すわけないじゃないですか。ねぇ?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2018/03/18(日) 19:14:46.02 ID:dW4w7LEj0
提督(め、目に光が、ない……。墨汁みたいな、黒くて淀んだ目で俺を見つめている……)

大井「……それじゃあこの記事は本物なんですか? 真実を語っていると、確かに指輪は駆逐艦に渡されたと、そう言うんですか?」

提督「お、大井。確かお前ここ最近結構出ずっぱりだったもんな……。こ、これ間宮券。北上や球磨型のみんなで食べにいくと――」
以下略 AAS



131Res/65.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice