74:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:41:30.70 ID:EAF0Yir90
  
  
 「おや、課長。徹夜でしたか?」 
  
  
75:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:43:26.38 ID:EAF0Yir90
  
  
 「今の話ですがどこかおかしくありませんか?」  
  
  
76:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:44:14.43 ID:EAF0Yir90
  
  
 「それよりもキミにひとつ言っておきたいことがあります。  
 これから先誰に尋ねられようと決して呪いのビデオの内容を教えないでください。」  
  
77:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:45:20.88 ID:EAF0Yir90
  
  
 8月30日 AM10:00  
  
  
78:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:46:35.54 ID:EAF0Yir90
  
  
 「率直にお伺いします。 
 高野さん、あなたは呪いのビデオについて何か心当たりはありますか?」 
  
79:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:47:32.01 ID:EAF0Yir90
  
  
 「舞さん遅くなってごめん。」 
  
  
80:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:48:01.11 ID:EAF0Yir90
  
  
 「母さんと父さんのことですか? 
 母さんは僕が小さい頃に死んじゃったし…  
 父さんなんか生まれてから一度も会ったことすらないですよ。」 
81:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:48:42.06 ID:EAF0Yir90
  
  
 「高野さん、その様子から察するにあなたも山村貞子の力に恐怖を感じているのですね。  
 確かに不安になる気持ちはわかります。ですがこれだけは約束させてください。  
 僕たちはあなたたちの平穏な日々は絶対に壊しません。」  
82:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:49:36.76 ID:EAF0Yir90
  
  
 「その貞子の怨念により浅川さんはトラックに撥ねられて…即死でした。  
 私と陽一くんはその時現場に居たので…その時の酷い有様は今でも忘れられません…  
 そして私は呪いの謎を解くために貞子の生まれ故郷である大島へ向かいました。」  
83:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:50:04.85 ID:EAF0Yir90
  
  
 「思い出したぞ!?そうか…あの人は父さんだったんだ!  
 小さい頃、舞さんと一緒に井戸に落ちた記憶があって…誰か男の人に助けられて…  
 それから手を握られて…その人の手を握った瞬間に怒りとか憎しみみたいな… 
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