227:名無しNIPPER
2018/03/29(木) 09:55:33.17 ID:s6qXEhGz0
 ………… 
  
  
 『わが修道院へみちびかれし、われらの友マリアよ。そなたに聖なる神の祝福をさずけましょう』 
  
 マザーはグラスに入ったルビー色の水を少しずつマリアにふりかけた。 
  
  
 唯「ねえ、りっちゃん、あのお水、なんか美味しそうだね」 
  
  
 律「飲めるのかな?あれ」 
  
  
 憂「そ、そういうお水じゃないと思うよ、お姉ちゃん、律さん……」 
  
  
 澪「マリアさんはこの修道院で生きていくことを選んだんだな」 
  
  
 紬「あの酷い所から、海に導かれて辿り着いたのがこの修道院って考えると、私もマリアさんと同じように洗礼を受けるかもしれないわ」 
  
  
 梓「……樽に入っていたんですもんね。死んじゃう可能性の方がずっと高かった訳ですから……」 
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