「それでは、勇者の面接を始めます」
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10: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:18:05.94 ID:hRbC8D020
――――――

「勇者殿、いったい何を考えられているのですか!?教会は、貴方に堕落の味を覚えさせるために援助を申し出たのではありませんぞ!」

勇者「そう、ぎゃあぎゃあわめかないでくださいよ」

勇者「昨晩ちょっと張り切りすぎちゃって、貴方の声は頭にぐわんぐわん響くんだ」

勇者「にしても、一晩に5人はちょっとやりすぎたなあ・・・」

「もう少し、立場を考えていただきたい!いくら子を為すためとはいえ節度というものがあるでしょう」

「貴方は仮にも聖人と認められているのですよ」

勇者「ああ、別にそういうつもりじゃないですよ。子供を作る気は俺にはありません」

「なあ!?」

勇者「単に、気持ちいいからやってるだけです」

「そ、それでは生まれてくる子があまりにも・・・」

勇者「安心してください。生まれてきませんよ」

「堕胎は、最も許されざる行いの一つですよ!」

勇者「ああ、もっと前段階の。まあ、えっと何といえばいいかな。やり方次第で、意図的に子を為さないこともできるということです」

「薬品・・・それとも、怪しげな魔法かなにか・・・」

勇者「いえいえ、滅相もない。そのような背徳の術を、教会が許すはずがないでしょう」

勇者「えーっと、そうですね。何と言ったらいいのか。そうそう体位です。体位」

勇者「うん、そうそう。子ができない体位ってもんを俺は開発したんだった」

「そのような自堕落な生活を、民に見られでもしたらどうするのですか・・・?

「もしや勇者殿は、人々を堕落せしめようという魂胆なのですか?」


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