2:名無しNIPPER[sage]
2018/04/14(土) 23:01:07.05 ID:SdIRZPySO
 酒が進むくん 
3:名無しNIPPER[saga]
2018/04/14(土) 23:02:40.92 ID:HxHKUsXj0
  
 修行の為に週一で開けちゃあいるが、全く客の来ない日だってある。 
 ……その来る客だって半分以上は仕事仲間だしな。 
 あいつらもこんな冷え込む夜にゃあとっとと家へ帰って熱燗でも一杯やってる頃だろう。 
 別に儲けるつもりでやってる訳でもなし。 
4:名無しNIPPER[saga]
2018/04/14(土) 23:03:21.25 ID:HxHKUsXj0
  
 寒い日の温もりこと高垣楓さんのSSです 
  
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5:名無しNIPPER[saga]
2018/04/14(土) 23:13:16.05 ID:HxHKUsXj0
  
  
  『ここにしませんか? いえ、ここにしましょう。屋台飲みって憧れだったんです、私』 
  『構いませんが……ちょっと入り辛いですね。こういう店って常連さんで埋まってそうで』 
  
6:名無しNIPPER
2018/04/14(土) 23:21:29.14 ID:NxC4iUeM0
 この話冬を食むで一番好き 
7:名無しNIPPER
2018/04/14(土) 23:26:41.58 ID:NxC4iUeM0
 シンデレラの靴の人期待 
8:名無しNIPPER[saga]
2018/04/14(土) 23:27:09.61 ID:HxHKUsXj0
  
 ようやく曇りの取れた眼鏡を兄ちゃんは掛け直し、姉ちゃんはポケットにしまった。 
 掛けないのか、ソレ。 
  
  「わぁ……」 
9:名無しNIPPER[saga]
2018/04/14(土) 23:34:28.46 ID:HxHKUsXj0
  
 八海山の四合瓶を抜く。徳利に注いで兄ちゃんの前へ置き、瓶の方を姉ちゃんへ渡した。 
 まさかラッパ飲みしねぇだろうなと一瞬だけ思ったが、 
 意外にもおとなしくぐい飲みへ注ぎ直してくれた。 
  
10:名無しNIPPER[saga]
2018/04/14(土) 23:47:03.37 ID:HxHKUsXj0
  
 注文の品を舟から揚げる。 
 器へ盛りつけてから汁を注ぎ足し、辛子の小瓶を添えてそれぞれの前に置く。 
 屋台の中は外に比べれば随分と暖かいが、皿からは勢い良く湯気が立っていた。 
  
11:名無しNIPPER[sage]
2018/04/14(土) 23:48:05.80 ID:5Yh/XOjB0
 幸子の小瓶に空目 
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