高垣楓「君の名は!」P「はい?」
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58: ◆PL.V193blo[sage]
2018/04/20(金) 21:03:57.35 ID:NMaauvKO0

◇◇◇◇

「牙突・零式って」

名酒・十四代に唇をぷるんと濡らして、楓さんがおもむろにのたまいける。

「子供の頃、絶対真似しましたよね〜」
「いやいや、女子はやっとらんでしょう、セーラームーンとかじゃないんですか?」
「時代はプリキュアですよプロデューサー」
「時勢で主義主張を翻すような男にはなりたくないんですよ」
「セーラームーンってスラムダンクの前にやってましたよね。流れでスラダンも見てましたよ」
「やっぱりその時代じゃないですか」
「おーとなになれないぼくらのー♪」
「あ〜コレコレ、20代中盤世代間における微妙なジェネレーションギャップ。僕らはね、ニチアサ9時ったらもう選ばれし子供たちでしたから。ゴキゲンな蝶になってましたから」
「どっきりどっきりドンドン、不思議な力が湧いたらどーしよ?」
「どーする!?」

……フォーマルな関係の相手と一足飛びにフレンドリーになる方法、知ってますか?
それは明日の理想を語ることでも、意識高い仕事の話をすることでもなく。

子供の頃に見てた漫画やアニメの話を共有することです。

同世代同士なら当時のアニソン歌ってればなんとかなるんですよ。
五十代ならマジンガーZ歌ってればいいし、二十代後半なら無限大な夢を叫んでればひとつになれるんです。
それで冷めた態度を取るような非国民は士道不覚悟で切腹ですんで、付き合わなくてよろしい。



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