【ガルパン】しほ「娘の話をしましょう」
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1: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:12:48.96 ID:dPfy7ZWI0
注意
オリキャラが出ます

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2: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:13:19.88 ID:dPfy7ZWI0
ある日、戦車道の名門、西住流の家元である西住しほを訪ねてある人物が戸を叩いた。
その人物とはしほの後輩であり、黒森峰女学園の現隊長、逸見エリカの母である逸見アンナだ。
客間に通されたアンナは、しほと顔を合わせると深々とお辞儀をした。


3: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:13:54.94 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「ご無沙汰しております、隊長。」

しほ「久しぶりね。今日はどうしたの?」

アンナ「たまたま近くまで来たので会いたくなってしまって……すみません、お忙しいのに。」
以下略 AAS



4: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:21:31.05 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「相変わらずお優しいですね、隊長。」

しほ「そんなこと言うの、あなたくらいよ?それにしても、あなたまだその呼び方が抜けないのね。」

アンナ「今更変えられませんよ。もう染み付いてしまってますから。」
以下略 AAS



5: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:22:43.45 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「恥ずかしがりですね。昔のビデオも見せてないんでしょう?隊長の凛々しいお姿を見せてあげればいいのに。」

しほ「あんな未熟な姿を見せたらまほに笑われてしまうわ。」

アンナ「えー、そんなことないですよ。ウチの子なんて私じゃなくて隊長を見て戦車を始めたんですよ?本格的にやりだしたのはまほさんの影響ですけど。」
以下略 AAS



6: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:24:04.54 ID:dPfy7ZWI0
しほ「あなたたちは西住流に惚れる家系なのね。」

アンナ「そうですね。みほさんが男だったらエリカを嫁入りさせてたと思うくらい惚れてます。」

しほ「そこはまほじゃないの?」
以下略 AAS



7: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:24:51.92 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「あの子ったら帰ってくるたびに話すんですよ?みほがみほがって。みほさんのことが気になってしょうがないみたい。」

しほ「羨ましいわね。まほもみほも、学校での話なんてめったにしてくれないわ。」

アンナ「隊長、厳しいですからね。もちろん優しいところもありますけど、子どもにはなかなかわかることじゃないですから。」
以下略 AAS



8: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:26:17.20 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「まぁ成長していくにつれてわかってもらえますよ。エリカも反抗期のころは凄かったですから。昔はあんなに可愛かったのに。」

しほ「エリカさんも昔はよくウチに戦車を習いに来てたわね。みほとよくケンカしてたのを覚えてるわ。あの子たちは覚えてないでしょうけど。」

アンナ「もう10年以上も前の話ですからね。」
以下略 AAS



9: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:27:15.24 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「私たちは副隊長の血筋だと思ってたんですけどね。みほさんの件はなんと言っていいか……。」

しほ「気を使わなくていいわ。あの子はあの子で楽しくやっているみたいだから。」

アンナ「なら良かったです。転校した直後は凄く落ち込んでたって聞きましたよ?」
以下略 AAS



10: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:28:15.34 ID:dPfy7ZWI0
アンナ「隊長、私にそんな嘘が通じると思ってるんですか?2年間常にあなたの隣にいたこの私に。」

ふふふ、と悪い顔をして笑うアンナにしほはため息をつく。

しほ「あなたも大概ね。」
以下略 AAS



11: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:29:05.60 ID:dPfy7ZWI0
なぜか自慢気なアンナは言葉を続ける。

アンナ「でもなんだか熱い展開ですね!私たちの娘同士が戦うなんて!」

しほ「私としては嫌な展開だけどね。黒森峰を応援するにも大洗を応援するにも複雑な気持ちよ。」
以下略 AAS



12: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:30:15.45 ID:dPfy7ZWI0
しほは「自分の娘を応援しなさい。」と喉元まで出かかったが、自分が言える立場ではないと気がつきその言葉を飲み込んだ。
それを知ってか知らずかアンナは更に語る。

アンナ「私は隊長に憧れて黒森峰に入っただけですから!それにエリカのことは愛してますが、それとこれとは別です!」

以下略 AAS



13: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:31:08.36 ID:dPfy7ZWI0
しほ「まぁ、あなたがどう感じるかは自由だから、なんでもいいけど。」

アンナ「隊長、今嬉しいのをごまかしましたね?」

アンナが指摘すると、しほはふいと顔を背けた。
以下略 AAS



14: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:31:43.07 ID:dPfy7ZWI0
しほ「ええ、またね。……エリカさんにもまた遊びにくるよう伝えて。」

アンナ「ええ、みほさんを連れてご両親に挨拶をするようにと伝えておきますね。」

しほ「ちょっと!アンナ!」
以下略 AAS



15: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/05(土) 00:32:32.82 ID:dPfy7ZWI0
以上です。

気分転換に思いついたものを書きました。
これも1つのエリみほなんやなって。

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2018/05/05(土) 04:53:41.04 ID:FLAKb8nH0



17:名無しNIPPER[sage]
2018/05/05(土) 11:14:43.71 ID:XKD0TKqtO
乙乙


18: ◆saI1ZNzQKuJn[sage]
2018/05/05(土) 15:53:45.54 ID:dPfy7ZWI0
乙ありです!


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