15:名無しNIPPER[sage]
2018/05/06(日) 11:13:24.27 ID:aJ/73BMS0
日菜「ゴホン。……つぐみ」
つぐみ「っ!?」ビク
ひまり「えっ」
巴「……すっげー冷たい声……」
日菜「つぐみ、聞こえなかったかしら」
つぐみ「は、はいっ……な、なんでしょうか……」
日菜「あなた……また私の真似をしてバンドを始めたそうね」
つぐみ「え、えっと……」
日菜「口答えは結構よ。……まったく、どうしていつもあなたは私の真似ばかりするのかしらね。自分から何かを始めようと思ったことはないの?」
つぐみ「え……その……ご、ごめんなさい……」
日菜「……謝るくらいなら最初からやらないで頂戴。どうしてあなたのせいで私がこんな気持ちにならないといけないのよ……」
つぐみ「あっ……あの、お姉、ちゃん……?」
日菜「なに?」ギロ
つぐみ「えと……ごめんなさい、何でもないです……」
日菜「はぁ……用もないのに呼ばないでくれるかしら」
巴「うわ、ガチで機嫌悪そうなため息……」
ひまり「怖っ、日菜先輩、超怖いっ……」
日菜「……あなたが何をやろうとあなたの勝手よ。ただ、今日みたいに部屋にまで入ってきて、私の邪魔するのだけはやめて」
つぐみ「…………」
日菜「返事も出来ないの? それとも、私のことを邪魔したいからバンドを始めたの、あなたは?」
つぐみ「い、いえ……違います……ごめんなさい……」
日菜「もういいわよ。私からの話はそれだけだから、分かったなら早く部屋から出て行っ――てえぇぇ」グイ
紗夜「……日菜、何をしているの」
ひまり「さ、紗夜さん……」
巴「首根っこ掴まれる人、初めて生で見たな……」
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