6: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:41:59.69 ID:tu/zo74d0
 すかさず凛ちゃんの唇を奪う。直前まで心臓ばくばくだったけど、いざこうなっちゃうとどうにでもなれって感じで。意外といけちゃうもんだね。 
  
 唇を奪われた凛ちゃんは顔を真っ赤にして目を白黒させてる。可愛いっ。 
  
 凛「ゆ、唯……どういうことなの……!?」 
7: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:42:43.45 ID:tu/zo74d0
 唯「ごめんね、怒らせるつもりじゃなかったんだ。ゆいね、凛ちゃんが好きなの」 
  
 凛「……!?」 
  
 あからさまに驚く凛ちゃん。キスされてもわからないなんて、ゆいちょっと傷つくなぁ。 
8: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:43:13.34 ID:tu/zo74d0
 凛「……嫌いじゃない、けど」 
  
 唯「嫌いじゃない、けど?もっとはっきりー!」 
  
 凛「………………すき」 
9: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:43:53.40 ID:tu/zo74d0
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 ゆいはどうしようもなく浮気性なのかもしれない。 
 凛ちゃんと付き合って1週間だけど、お互い結構忙しいから、会えない時もあったり、2人きりになれないことがあって。 
 で、そのうちに凛ちゃんから気持ちが離れて行っちゃう気がして、怖くなった。 
 ゆいは凛ちゃんが好き。それは間違いない。 
10: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:44:25.62 ID:tu/zo74d0
 そうやって悩んでるうちにも、他の子がどんどんどんどん気になっちゃって。 
  
 悩みに付き合って、っていう体で、加蓮ちゃんを食事に誘っちゃった。 
  
 といっても、近くのファストフード店だけど。 
11: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:45:04.35 ID:tu/zo74d0
 加蓮「その恋人って、どんな人?」 
  
 ……こーやって、ズバッと切り込んでくる。 
 ゆいはうまく隠して凛ちゃんのことを伝える。 
  
12: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:45:30.49 ID:tu/zo74d0
 唯「そう……かも」 
  
 加蓮「ダメだよ。恋人に対して失礼だよ、それ」 
  
 唯「そうだよね……」 
13: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:46:01.16 ID:tu/zo74d0
 唯「そだ!加蓮ちゃん、ポッキーゲームって知ってる?」 
  
 加蓮「何藪から棒に。知ってるけど?」 
  
 唯「それをさ、ポテトでやらない?」 
14: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:46:31.27 ID:tu/zo74d0
 渋々ながらも付き合ってくれる加蓮ちゃん。 
 さくさく。さくさく。 
  
 ……口を離さない加蓮ちゃんを追い詰めるように、ゆいは一気に距離を詰めた。 
 さくさくさくさくさくっ。 
15: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2018/05/08(火) 22:46:58.13 ID:tu/zo74d0
 加蓮「……これが目的だったんだね」 
  
 唯「ごめんね、ずるくて」 
  
 加蓮「いいよ、別に」 
36Res/24.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20