晶葉「できたぞ助手! アイドルの貞操観念が逆転するスイッチだ!」
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2:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:43:10.50 ID:BF8WTLxg0
P「………………知らない、天井だ」

比奈「お、プロデューサー。目が覚めたっスか?」

P「ん……ここ、は」

比奈「仮眠室っスよ? 事務所に忘れ物を取りに来たら、床でプロデューサーが寝てたんで。ずりずり運んだんス」

P「運んだ……? 一人で?」

比奈「ええ、まあ。こんな夜中じゃ事務所には誰もいないんで」

P「そうか……迷惑をかけたな。ありがとう」

比奈「いやいや迷惑だなんて、とんでもない! スーツ姿でベッドに横になったプロデューサーとかもう最高のモデルっス! 特にスーツの皺と裾から覗くシャツの紳士空間……スケッチと妄想が捗りすぎてほんとヤバイっス! もうこっちがお礼をいいたいくらいで――あっ」

P「あ?」

比奈「いや、その……ごめんなさい。そういえば、プロデューサーってそういうのダメだったスね……すぐに破って捨てるから許してください」

P「え、なにが?」

比奈「なにって……私が書いてるヤツですよ。プロデューサー、エロいの毛嫌いしてるじゃないですか」

P「えっ」

比奈「えっ」

P「……嫌い? 俺が?」

比奈「そうっスよ。前にユリユリが事務所にそういうのの新刊を持ち込んで、メチャクチャ怒ってたじゃないですか……男性に対する配慮がないのか、自分じゃなかったらセクハラで通報されてもおかしくないぞって」

P「???」

比奈「覚えてないんスか? 枕営業モノなんて二度と見せるなってすげぇ怒鳴ったじゃないスか」

P「以前に由里子を注意した記憶はあるが、怒鳴ったことは一度も……ん、どうした」

比奈「プロデューサー、いまなんて……?」

P「ああ、由里子を注意した記憶はあるぞ? ただそんなに怒ったつもりは――」

比奈「そうじゃなくて! 名前! ユリユリのこと下の名前で呼んでるっスよね!?」

P「それがどうかしたのか?」

比奈「そ、そんな……プロデューサーとユリユリがそんな関係だったなんて……うそっス」

P「そんな関係ってどんな関係だよ」

比奈「AtoZ」

P「だからどんな関係だよ」

比奈「肉体関係のABC」

P「なるほどそれでZまであるのね。ってやらねーよバカ! 俺がアイドルに手を出すとかないからね!?」

比奈「でも下の名前で呼んで……」

P「それはいつものことだろ? 説教する時は大西って呼ぶけど」

比奈「アタシは初めて聞いたっスよ」

P「比奈の前でも何回か呼んでるはずだが」

比奈「」

P「……比奈? おい、どうした」

比奈「い、いま……アタシのこと名前で呼んだっスか?」

P「呼んだけど」

比奈「……ぷ、プロデューサーはビッチだったんすか?」

P「はい?」

比奈「わけもなく女のことを下の名前で呼ぶとか、どう考えてもヤリチンクソビッチじゃないっスか! 大興奮スよ!?」



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