【バンドリ】湊友希那「バンドやらない?」美竹蘭「……は?」
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9:名無しNIPPER[sage]
2018/05/14(月) 08:50:31.31 ID:EZCEfSpa0

――放課後――

友希那「あなたならそう言ってくれると信じていたわ」

蘭(放課後、湊さんの教室まで足を運んでバンドの件を了承すると、彼女はそんなことを言って1つ頷いた)

蘭「他のメンバーはもう決まってるんですか」

友希那「大丈夫、抜かりはないわ。ちゃんとリサにギターとドラムを探してきてくれないかと頼んであるわ」

蘭「…………」

蘭(それはリサさんに全部丸投げしたっていうんじゃないだろうか)

友希那「……なにかしら?」

蘭「いえ、別に」

友希那「そう」

リサ「友希那ー、メンバー探して来たよー」

蘭(湊さんが短く言うのとほぼ同時に、リサさんが教室に入ってくる。その後ろには2つの人影があった)

友希那「ありがとう、リサ。いつも助かるわ」

リサ「どういたしまして。友希那の頼みだからね〜、これくらいいつでもやるよ」

友希那「それで、その2人が誘ったメンバーね?」

瀬田薫「ああ、その通りだよ。お姫様からの頼みは断れないからね」

大和麻弥「え、え? 薫さん……ジブン、何も話聞いてないですよ?」

蘭(リサさんについて教室へ入ってきた麻弥さんは慌てたように薫さんに声をかけていた)

薫「おや、話していなかったかい? リサにバンドを組んでくれないかと話を持ちかけられてね……困っているお姫様は見過ごせないでだろう?」

麻弥「え、えぇ!? バンドを組むって……この5人でですか!?」

薫「その通り。シェイクスピアもこう言っている。『運命とは、最もふさわしい場所へと、貴方の魂を運ぶのだ』と。つまりこれも運命さ……」

麻弥「え、えーと……つまりどういうことなんですか、リサさん?」

リサ「あー……薫、『ドラムなら私に伝手があるから任せてほしい』って言ってたけど何も話してなかったんだ……」

蘭(リサさんは少し困ったような顔をした後、中庭であたしにしたのと同じことを麻弥さんに説明した。それを聞き終わり、麻弥さんは神妙な顔をして頷く)

麻弥「な、なるほど……そういうことだったんですね」

薫「そう、つまりそういうことさ」

リサ「薫は何も説明してないじゃん……。で、どうかな。もし麻弥に余裕があるようなら、アタシたちを手伝ってくれない?」

麻弥「そういうことであれば、ジブンは大丈夫ですよ。パスパレの方も今は特別忙しくありませんからね」

リサ「ありがと、助かるよ」

麻弥「いえいえ。ジブンでお役に立てるならなによりです。それに普段と違ったメンバーと演奏するのも新しい発見がありそうですからね」



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