【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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517: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:06:17.03 ID:NvqPYlie0
エリカ「でも、今の私じゃ離れた部隊まで細やかな指揮を届けられない。だから、正直賭けの部分も大きかった」
みほ「そ、そんな事無いと思うよ?だって、あの時私たちは何もできずに――――」
エリカ「みほ、私の勝因はあなたの予想を超えた速さで動けた事。……でもね、あなたの敗因はそこじゃないわ」
じっと、どこか非難するような目でエリカさんは私を見つめる。
小梅「どういうことですか?」
エリカ「みほ、あなた最後の瞬間、自分で私を撃とうとしたでしょ」
みほ「う、うん……」
突然の襲撃、混乱の最中でエリカさんの乗るフラッグ車を目視した私は、相打ち覚悟でエリカさんに近づいて行った。
しかし、私の思惑は成らず、結果私たちは殆どの車両を残しながらも、フラッグ車を撃破され敗北を喫することとなった。
エリカ「あなたならきっとそうすると思った。チームが混乱して、自分の制御を離れた時、あなたは自分だけで何とかしようとする。そっちの方が早いと思ってるから」
みほ「それは……」
エリカ「でもね、あなたはあの時、僚車を盾に下がるべきだったのよ。僚車の一輌や二輌やられても、あなたならすぐ立て直せたはず」
みほ「……」
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