【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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520: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:17:49.24 ID:NvqPYlie0


まほ「……みほ、すまないがちょっと来てくれるか?」

みほ「えっ、でも……」

エリカ「別に明日で良いわよ。ランニングなんてあなたからすれば日常茶飯事なんだろうし」

みほ「そ、そう?それじゃあ大丈夫だよ」

まほ「そうか。ならついてきてくれ」

みほ「う、うん……」

小梅「あ、じゃあ私たち校門で待ってますね」

エリカ「えー……?」

小梅「そんな嫌そうな顔しないでくださいよ……」

まほ「いや、二人は先に帰っててくれ。もしかしたら長くなるかもしれないからな」

みほ「え?そうなの?」

エリカ「何の用事なんですか?」

まほ「……すまないがそれは言えない」



無表情なお姉ちゃんが、唇の端をわずかに噛みしめていることに気づく。

いつだって冷静なお姉ちゃんがこんな表情をするだなんて一体どうしたのだろうか。



みほ「お姉ちゃん、本当にどうしたの?」

まほ「……とにかく来てくれ」



私の質問に答えず、お姉ちゃんはすたすたと行ってしまう。

私はそれを慌てて追いかけようとして、エリカさんと赤星さんを振りかえる。



みほ「そ、それじゃあ二人とも、また明日」

小梅「はい……」

エリカ「また明日ね。……それじゃあ、さっさと帰りましょうか」

小梅「……」




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