【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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562: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/03(土) 18:47:12.43 ID:WAWLSor50
黒く染まりかけた思考が、聞き知った声によって掬い上げられる。
いつの間にか私は校門を出ていて、声の主はそこに寄りかかるように私を見つめていた。
みほ「エリカさん……?なんで……」
エリカ「赤星さんに待っててやれって頼まれたのよ」
声の主―――エリカさんは気だるげに髪を掻きあげると、私に向かって不満そうな視線を向ける。
そんな姿ですら、私からすればちょっとした芸術作品のように見えて、この人と自分が同じ人間なのか疑問に思ってしまう。
みほ「でも……こんな時間まで」
いくら頼まれたからってこんな寒い中待っててくれるだなんて……
私の疑問と驚きにエリカさんは声を荒げて返してくる。
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