【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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564: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/03(土) 18:51:44.88 ID:WAWLSor50
みほ「私、副隊長に任命された」
エリカ「……そう」
みほ「エリカさん、ごめんなさい……」
私が嗚咽をこらえながら謝罪の言葉を口にすると、エリカさんは目端を吊り上げ不快感を欠片も隠さない表情をする。
エリカ「はぁ?あなた、随分な嫌味を言えるようになったのね?」
みほ「私、エリカさんが副隊長に相応しいってお姉ちゃんに言ったけど、ダメだった……」
エリカ「……みほ、あなた」
エリカさんの声に怒りがこもる。
当然だ。私は、エリカさんの努力を、エリカさんの想いを守れなかったのだから。
あの時、お姉ちゃんの制止を振り切ってお母さんに叫べばよかった。
エリカさんを馬鹿にしないでと。エリカさんは強いのだと。
それが出来なかった私に、謝られたところで何の意味があるのか。
それでも、私にできる事はひたすら謝罪をすることしかない。
せめて、私に怒りをぶつけることで彼女の気が晴れるのなら。
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