【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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568: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/03(土) 19:19:21.96 ID:WAWLSor50


みほ「……私が、副隊長で良いの?」

エリカ「良いも悪いもない。あなたは、その席に着く義務があるの」



恐る恐る尋ねた私の言葉を甘えも、泣き言も許さないという風にバッサリと言い切る。

僅かな沈黙が私たちの間に訪れると、エリカさんは二度三度、左右に視線を揺らし、そして思い出したかのように声を出す。



エリカ「……あ、だからって油断しない事ね。私はいつだってあなたの席を狙ってるんだから。せいぜい寝首を掻かれないよう気を付けなさい!!」



その言葉が私への気遣いなのだとすぐに気づく。

エリカさんはいつだってそうだから。優しいのに、思慮深いのに、それを表に出すのを恥ずかしがる。

だから、私は思わず笑ってしまう。



みほ「……っふ、あははっエリカさんはエリカさんだね」

エリカ「ケンカなら買うわよ?」

みほ「もー違うってば」




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