ファンとのふれあい! 向井拓海編
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8: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/28(月) 18:45:03.10 ID:eC2l/XLI0
それどころか、彼は震える手でハンドルを回して、

ワゴンを動かしていた。

そう、彼は心の底で期待したのだ。

自分にも順番が回ってくるかもしれない。

あの向井拓海を、思うままにできるかもしれない、と。

彼は激しい自己嫌悪を抱いた。

だがワゴンはもう、向井拓海のすぐそばに近づいていた。

彼女の言葉、彼女の息遣いが聞こえるほどに。



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