8:名無しNIPPER
2018/05/31(木) 21:41:58.51 ID:Um47hAeb0
控え室
女性P「ごめんね、めんどくさいことに巻き込んじゃって。あんなの見たくなかったよね」
奏「ううん、それはいいの。芸能界でああ言うのはつきものだって知ってるし」
奏「でも、被害者がプロデューサーさんとなると話は別」
女性P「…………」
奏「私はプロデューサーさんが嫌な思いをして取ってきた仕事なんてしたくない。私がなんとかしないとと思っても何にも出来なかった……。ダメな女よね」
女性P「ううん、そんなことないよ。私は奏が私のことを心配してくれただけですっごい嬉しい」
奏「……本当のことを言うとね、プロデューサーさんがキッパリ断ってくれたとき凄く嬉しかったのプロデューサーさんは1人で立場やこれからのことを考えながら行動したのに私はただ見てただけ」
奏「ほんと……嫌になっちゃう」
女性P「あ〜!もう!うじうじしない!いつまでも下向いてるんじゃないよ!」
女性P「もう終わったことなんだしいいの。私は何もされてないし奏も無事。それでいいじゃない?」
奏「でも……」
女性P「でももだってもない!さっさと帰り支度を済ませてご飯でも食べに行くよ!」
奏「……もちろんプロデューサーさんの奢りよね?」
女性P「もちろん!だんだん調子が戻ってきたじゃない」
奏「ええ。アイドル速水奏はこうじゃないとね」
女性P「…………」
奏「どうしたの?急に黙りこんじゃって」
女性P「ううん、なんでもない!ほらっ!さっさと帰る準備!」
奏「ふふっ、はーい♪」
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